人間界 不思議なことばかり

不思議発見というテレビ番組がありますが わざわざ遠方に出かけなくても 身の回りには 不思議なことがいっぱいあります

2010-10-30 15:07:02 | 旅行
登山が今流行っているのか分からない。大学の山岳部は部員集めに苦労していると聞くが、山ガールの富士登山の話題や中高年登山の遭難のニュース等色々ある。また登山は疲れるから行かないという人や自然と直に接することが出来るから最高だ健康にも良いという人も多い。
しかし山は社会の安全という枠から外れているから滑落事故、行方不明、気候の変化、熊イノシシ等の動物と危険があり、山中で事故にあってもすぐには対応できない。特に谷底や高所の斜面ではヘリコプターの墜落などの二次災害もあってかんたん救出できないこともある。低山でも木の根に足を取られれば大怪我をする。富士山五合目の駐車場で落石が網を破り人を押し潰した不幸な例もある。だから自然の癒しと危険とは裏腹な関係にある。
本格的な登山には体力、体調、経験、技術、気候、そして運が関わっている。無理をすれば必ず報いが来るし、無理をしなくても突然の自然災害に見舞われる。危険と隣り合わせの行為だから人を惹きつけてやまない。ある意味で無理を承知の行動とも云える。
ヒマラヤにはたくさんの遺体が現場に放置されている。危険な山とされるK2やアンナプルナには遺体がごろごろしてまるで墓場の様子らしい。若い日本の登山家の撮ったダウラギリのポーランド人の遺体は記憶に新しい。日本人なら直ぐにでも遺体を引き取る行為に出るところだが国によって態度が違う。明らかに危険であっても何とか征服したいという意欲を掻き立てる山は、人の心の奥底にある何か得体の知れない存在と結びついている。というより山という自然の存在がまるで人の心の魔を喚起しているようだ。死に親しい登山はスポーツとはいえないだろう。

飽食

2010-10-23 20:56:36 | 日記
中世のロンドンではオマル等で用を足しその汚物を道路に撒き散らしていた。今から思うと結構不潔でこれが現因で伝染病が流行したといわれる。現在では水洗や下水が発達し清潔だが、繁華街を歩くとどこからか汚水の臭いに鼻をつまむことがある。下水に淀んだ汚物の臭いだ。美しくネオン輝く繁華街のビルの中は汚物の通過する配管が張り巡らされて、地下の下水溝に集中する。当然だが食べたものとほぼ同量のものが排泄される。食べ物がないのも大変だが出るものが出ないと苦しい。食べ物は美味しく料理され妍を競っているが残りカスである排泄物は何事もなかったかのように密かに処分される。料理と比べるとカスの状態は歴然とした差があり、いやな臭いも放っている。
飽食の時代といわれて久しいが今では飽食が日常になって、大食いタレントと称する人たちが毎日のようにテレビで大食い競争をしている。出るものは相当な量ではと疑ってしまう。
B級グルメというジャンルがあって地方のうまくて安い意外な料理が人気だし、ラーメン屋も材料に工夫を凝らし装いを新たにして集客している。両方とも一大産業になりつつある。
ビールを旨くするには適度な運動しサウナで汗を掻くのが最高だという人が多い。云いかえればビールを美味しくするには運動とサウナというわけである。日頃からサプリメントを常用しカロリーに気を使う御夫人が、友人からのホテルのお誘いには進んで行く。これもフランス料理を美味しく食べるには日常の節制が必要というわけだ。
ローマ時代には食べたそばから排泄し又食べ続けたらしいが、今では逆説的に美味しく食べるために努力し、排泄物にはそ知らぬ顔をする。

オークション

2010-10-17 10:09:17 | 日記
久しぶりにオークションを見たが単なる商品の陳列場みたいになっていた。新品があっても売値が決まっているのでバーゲンになるだけでオークションにはならない。そんなものは楽天で売ればいい。そもそもオークションとは値段は購入者が決定するのだが最近では出品者が決めている。理由は出品者の思いどうりの価格に上がらないので、最初から売りたい金額を提示している。仕入れ値で出品している人もいるのでは。オークションの落札相場を公表したHPがあり、入札者も事前に落札金額を予想できる。
出品者もオークションで生活している人が増えていることは確かで価格が上がらないと生活できない。しかし誰かが落札しなければどうしようもない。マニアがいて希商品でならば高値になるがどの品がそうなのか一般には分からないところがオークションの面白みだ。そうでなければ処分と諦めて安く出品することだ。購入したときの値段を考えては売れない。
棚の奥で埃をかぶっていた部品をジャンク品として出品したところ思わぬ値段で落札されたという話はいくらでもあるので、ごみも捨てたものではない。
中には価格操作をする人がいるので要注意。仲間同士がぐるになりカモ巻き込みで値を吊り上げ、さっと引く。自身がいくつかのIDを持って操作する人もいる。同一人がIDを変え同じ商品を幾つも出品し、売りたい値段を一番安く設定しておくと、からくりを知らない人が安いからと飛びつく。又やたら入札が多い人の出品も注意。
どうして商品が集まるか不思議に思う人もいるだろう。オークションで安く(1円スタートを狙う)落札し、リサイクルショップ回りをしたり、さらにそれを出品して差額を稼ぐ人。リサイクルショップも出品している。買い取り専門業者がいてNET上のHPで買取の広告或いは解体、廃品業者からの情報。バッタルート(業者の投売り品を会う扱う)を持っている人。又中古品業者の集まる市場での仕入れ等。最近では仕入れも難しくそれこそ本当のゴミばかりだという。
ただし出品手数料や注目のオークションの費用も馬鹿にならない。コンスタントに出品するには倉庫も必要だし、出品用の写真文章、落札品の梱包、落札者とのメール、トラブルの処理に多大な労力がいる。
以上 オークションの参考に。

白物家電

2010-10-15 22:57:47 | 日記
GPSはアメリカの軍事衛星を利用しているので戦争が勃発すると精度が50m以上になる。他国の軍事に利用されるのを防ぐためである。但しアメリカ軍は数メートル以内の精度のものを巡航ミサイルの飛行や上陸部隊の現地確認のために使用している。日本でも今年になって国産のGSP衛星が打ち上げられたので今後は10m以下の精度が期待できるそうだ。ただし何個か静止衛星を持つ必要がある。
北朝鮮のテポドンの発射台の衛星写真が発射間際に発表されるがあまりよく写っていない。衛星写真の精度は現在では人の顔の見分けが付くほど技術が進んでいるという話なので、アメリカとしては詳細に知っていることを発表すれば手の内を明かしたことになるので、単なる警告のつもりで発表したのだろう。
すでに宇宙にはさまざまな思惑の入った電波が飛び交っている。白物家電といって洗濯機、冷蔵庫等の家庭電化製品も宇宙からの電波を受信している。出荷時までに見つからなかった不具合を衛星放送の空いた時間を見計らってメーカーが時々訂正ソフトを送り込んでいる。なんでもない家電もすでにITなのだ。輸出された建設機械にもGPSが設置されていてどの国のどの場所で働いているかつぶさに分かるそうだ。どの国が景気が良いか一目瞭然だ。
家庭にも産業にもわれわれの想像超えてGPSやIT機器が設置され密かに誰かが監視している気がする。お隣の中国ではすでにインターネット監視要員が数万人規模で働き、日夜反動要因を監視排除しているようだ。
コンピューターの世界でもクラウドというのが流行りで、このままで行くとパソコンは単なる端末となり、すべてのデーターはクラウドと称するコンピューターが処理することとなる。クライアントの秘密は厳守するといっても、そのうちデーターの流用は発覚しないように隠密に処理分類記憶される可能性がある。
コンピューターのOSの多くは米国製であるが故に、そのOSのある場所がブラックボックスになっていて、その中にCIA依頼の機密ソフトが隠され稼動している気がしてならない。

人物

2010-10-12 20:32:50 | 日記
小泉内閣のとき閣僚の年金の納入の有無について話題になった。小泉総理も未納云々がありマスコミを賑わせた。菅現総理も問題があり党の役職を辞した。マスコミは芸能記事さながらに騒ぐだけで、一番大切なことを俎上に載せなかった。いったい誰が個人の記録を勝手に暴露したかということだ。年金等の未納問題よりも他人がやすやすと個人の記録を露出させてしまうことのほうが国にとっては危険で、しかもそのことをマスコミがまったく問題視しないのはどういうことか。議員もマスコミもピントがずれていた。又暴露した当人も面白半分だったのか。だから外国は日本を軽い国と思っている。
蓮舫議員が国会で雑誌の写真撮影をしたと報じられ問題視されて陳謝したが、彼女は脇が甘い。事業仕分けのような人の嫌がるような仕事をすれば国会の内外の敵が虎視眈々と彼女を引き摺り下ろすチャンスを狙っているいるのが分からないのか。不用意な発言をしたり愛人を議員会館に連れ込んだり脇の甘い政治家が多い。誰がマスコミにリークしているのか理解できないのだろうか。すぐそばにいてそ知らぬ顔をしている人物たちのことを。