「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

「高僧名僧伝・以心崇伝」電子書籍紹介。アマゾン・グーグル・角川・角川電子書籍・BOOK★WALKER電子」

2020-06-04 06:07:33 | 投稿済C

「高僧名僧伝・以心崇伝」アマゾン電子書籍紹介。角川電子書籍・BOOK★WALKER電子」
以心崇伝(1569年~1633年)江戸初期の臨済宗の僧侶。円照本光国師。京都南禅寺の塔頭金地院に住したので金地院崇伝ともいう。室町幕府四職家の一色氏の出身。室町幕府滅亡後に南禅寺の玄圃霊三に師事、1605年(慶長10)に建長寺住持、ついに同年の内南禅寺住持となる。鹿苑僧録の西笑承兌の推挙で1608年駿府で徳川家康に面謁し、以降外交文書の起草に従事。1610年以降は板倉勝重らとともに諸寺院の取り締まりになど宗教関係の行政にあたった。また家康の指示で内外の古典を収集・調査し、伴天連追放令や禁中並公家諸法度、武家諸法度をきそうした。家康の死後は江戸に移り、1619年(元和5)禅宗寺院の住職の任命を管轄する僧録に任命された。1626年(寛永3)国師号を受ける。翌年紫衣事件では沢庵宗信彭らの厳罰を幕府に進言した。幕政における崇伝の役割は、五山僧として学殖と教養に基ずき将軍の諮問に答え、外交文章や法度などの文章にあたるとこにあり、政策決定に参加するものではなかった。僧侶でありながら幕政を左右したという意味では「黒衣の最相」という後世の評価は過大評価である。職業上の記録「異国日記」「本光国師日記」「出世大望之衆目子留書」は幕府の重要資料である。





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