2008年、インドで同時多発テロが発生し、大都市ムンバイの5つ星ホテル“タージマハル・パレス・ホテル”はテロリスト集団に占拠されてしまう。ホテル内には500人以上の宿泊客と従業員が取り残され、テロリストたちは彼らを見つけ次第、次々と無慈悲な殺害を重ねていく。そんな中、ホテル側には警察の特殊部隊が到着するまでに数日を要するとの絶望的な知らせが届く。外部からの助けを期待できないと悟った従業員たちは、自分たちで宿泊客を守るというあまりにも重い決断を自ら下すと、ホテルマンとしての誇りと信念で恐怖に立ち向かい、銃弾が飛び交う中へと飛び込み、取り残された人々の誘導に奔走していく。
WOWOW ★★★☆
このお話が全くのフィクションなら、それこそこんなにサスペンスフルな作品はなく、めちゃドキドキしながら観ましたが、基本実話なので、とても複雑な心境となります。
細かい登場人物はすべてフィクションだとは思いますが、「ローン・レンジャー&イリヤクリアキン」のアーミー・ハマーなどは全くいいところがなく・・・このモデルになった犠牲者はいたのかな?
1000万人以上の人工を抱える、インドで一番の都市ムンバイ(ボンベイ)には特殊部隊がいないとか、ホテルの状況をテレビが報道し、それを犯人側が見て、実行犯に指示を与えるとか、さすがに現在はそういうことはないと思いますが、2008年の事件としては随分ずさんな感じがしました。
最初に書いたように、フィクションなら随分楽しめたんだろなぁと思います。
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