橋梁のコンクリートをハンマーで叩き破損の有無をチェックする橋梁点検の仕事をしながら裁判のために奔走するアツシ。数年前、最愛の妻を通り魔殺人事件で失い、今なおその喪失感と犯人への憎しみから立ち直れずにいる。自分に関心を持たない夫と、ソリが合わない姑と3人暮らしの退屈な毎日を送る主婦、瞳子。ある日、ひとりの中年男とひょんなことから親しくなっていく。同性愛者で、完璧主義のエリート弁護士、四ノ宮。一緒に暮らす恋人がいながらも、秘かに学生時代からの男友だちを想い続けていた。そんな不器用ながらも懸命に日々を生きている3人だったが…。
wowow ★★★★
とても不器用な生き方しかできない3人の男女が主人公ですが、私はこの映画で初めて見た成嶋瞳子という女優さんがとてもエロく感じました(爆)撮影当時40代前半だったので実年齢よりも老けて見えますが、それがなんとも言えないエロスを感じさせてくれるんですね。
愛する妻を通り魔による無差別殺人で失った主人公が一番可哀想でした。3人の主人公中、彼だけは「まとも」でした。彼を支える隻腕の先輩・・・黒田大輔が演じていますが、彼は本当にたくさんの映画に出ていて、どの作品も比較的「いい人」が多いですが、この映画の彼もめちゃいい人です。
この作品は2015年度の「キネマ旬報ベストテン」で1位を獲得していますが、やっと見ることが出来ました。
感想を書くのがちょっと難しく、この程度しか書けない自分が情けないです(笑)
しかし、めちゃ面白かったのは事実です。