極私的映画論+α

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怪優墜つ

2013-04-15 12:58:59 | 映画全般
三國連太郎さん死去…重厚演技、コミカル役柄も(読売新聞) - goo ニュース


 私の世代の人が三國連太郎って言う名前を意識したのは、または彼の演技を初めて見たのは1976年に放送された赤いシリーズの第三弾「赤い運命」だと思います。これは百恵友和のゴールデンコンビではありませんでしたが、伊勢湾台風による悲劇でした。今思えば伊勢湾台風は1959年だったので17年後の放送ってことですね。

 この時の三國連太郎の怪演はやはり衝撃的で、忘れられない俳優となりました。今なら彼の出演した古い作品もレンタルなどで見ることができますが、当時はオンタイムで彼の仕事を追うことになります。「犬神家の一族」「野性の証明」「復讐するは我にあり」など1970年代半ばから終わりにかけて見て来ましたね。


 1981年の東映版「青春の門」で佐藤浩市がデビューした時に、今の時代ならネットなどで色々調べることはできますが、あの当時はこの親子の愛憎劇については全く知りませんでしたし、三國連太郎の過去の武勇伝なども随分後から色々見聞きしたものです。

 
 随分後になってから彼の代表作「飢餓海峡」を観ましたが、その時は太地喜和子と熱愛中で、その後彼女は中村勘三郎とも熱愛だったことを思えば、彼女は20歳年上の三國や12歳年下の勘三郎と恋愛ができる守備範囲の広い女優。。。って、この記事は三國連太郎の話だった(笑)


 実は私、彼の名実ともに代表作と言っても過言ではない「釣りバカ日誌」を全く観てないんですね。見ていないのであくまでも印象なのですが、「好々爺」っていうのは彼のギラギラした野性的な目にふさわしくないなぁって気がして。

 そういう意味では、彼自身がまだ60代だった1988年公開の「マルサの女2」が一番印象に残ってるかも。

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