極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

パラサイト 半地下の家族  (2019)132分

2020-11-10 18:03:47 | 外国映画(DVD・TV)



 失業中の父親キム・ギテクとその妻チュンスク、そして大学受験に失敗続きの息子ギウと美大を目指す娘のギジョンの4人が暮らしているのは半地下の薄暗い貧乏アパート。しがない内職で糊口を凌ぐ日々だったが、ある日ギウのもとに家庭教師の話が舞い込む。エリート大学生の友人から留学中の代役を頼まれたのだ。さっそくギウは経歴を偽り、IT企業の社長パク・ドンイクとその家族が暮らす高台の大豪邸へとやって来る。すぐに家族の信頼を得たギウは、今度は言葉巧みに妹のギジョンを美術の家庭教師として家族に紹介し、パク家に招き入れることに成功する。こうして少しずつパク家の中に自分たちの居場所を確保していくキム一家だったが…。


 WOWOW ★★★★


 アカデミー作品賞や監督賞を受賞した話題作。。。って言っても、現在は「鬼滅」一色ですが(笑)
ポン・ジュノ監督作品は5,6本観ていますが、「スノーピアサー」とこの「パラサイト」で監督が語りたいことは同じテーマのように思えました。

 半地下に住む4人家族。4人共めちゃ才覚もあるし、行動力もあって、どうして彼らが半地下生活をしなければいけないのかはわかりませんが、半地下生活がよほど性に合っているのでしょう。お金持ちに上手にパラサイトするまではなかなか面白いコメディでした。コンゲームとまでは言いませんが、ちゃんと4人とも仕事がこなせるっていうのも魅力的でしたし。

 元家政婦の再登場で話のテイストはガラリと変わり、めちゃサスペンスフルな物語となります。
しかし物語の中心にあるのは「匂い」ではなく「臭い」でした。

 最後の最後まで「臭い」だったわけですが、監督もこの「臭い」がもたらす階層社会を描きたかったのでしょう。
私はケビン・スペイシー主演の、これもまたアカデミー作品賞を受賞した「アメリカン・ビューティ」を思い出しました。

コメント   この記事についてブログを書く
« 確かに「彼ら」も休みたいで... | トップ | 騙し絵の牙 塩田武士著  ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

外国映画(DVD・TV)」カテゴリの最新記事