お知らせ

みなさん、いつも「冬の風鈴」にお越しいただきまして本当にありがとうございます。
今日は残念なお知らせがあります。
この度、このブログは2010/06/30をもちまして、閉鎖することにいたしました。

この「冬の風鈴」、ほとんど更新ができず、申し訳ありませんでした。

でも、詩を書くことで、いろいろな世界に巡り合えて、嬉しかったです。

短い間でしたが、みなさん、応援してくださって本当にありがとうございました。

外山 小夏

あなたへ

あなたへ



もしも、わたしがうまれてこなかったら、

このせかいは、いまのせかいとはべつのせかいになる。

もしも、あなたがうまれてこなかったら、

このせかいは、いまのせかいとはべつのせかいになる。



あなたがいて、わたしがいて、いまのせかいがあるはずだから。



だから、あきらめないで。

ひとがしんじられなくても、

こころのかたすみでいいから、しんじるこころをのこしておいて。

まだしんじなくてい。

しんじられなくていいから。



いつかきっと、



こころのなかのしんじるこころ、



あなたにちからをくれるはず。

















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ありがとう

　　　　　　　　　　　　　　　　　ありがとう



　　　　　　　　　　　　好きな食べ物はありますか？

　　　　　　　　　　　　好きな遊びはありますか？

　　　　　　　　　　　　好きなスポーツはありますか？

　　　　　　　　　　　　好きな動物はいますか？

　　　　　　　　　　　　好きな場所はありますか？

　　　　　　　　　　　　好きな色はありますか？

　　　　　　　　　　　　好きな時間はありますか？

　　　　　　　　　　　　好きな天気はありますか？

　　　　　　　　　　　　好きな数字はありますか？

　　　　　　　　　　　　好きな音楽はありますか？

　　　　　　　　　　　　好きな本はありますか？

　　　　　　　　　　　　好きな言葉はありますか？


　　　　　　　　　　　　好きな人はいますか？

　　　　　　　　　　　　友達　恋人　家族　先生……


　　　　　　　　　　　　じゃ、あなたは？


　　　　　　　　　　　　あなたはあなたを好きですか？

　

　　　　　　　　　　　　つらい時、苦しい時、寂しい時。


　　　　　　　　　　　　友達が「元気出せ！」って言ってくれた

　　　　　　　　　　　　恋人が「無理するなよ！」って言ってくれた

　　　　　　　　　　　　家族が「何かあったら相談しろ！」って言ってくれた

　　　　　　　　　　　　先生が「絶対大丈夫！」って言ってくれた


　　　　　　　　　　　　みんなには、ありがとうって心から言いたい。

　　　　　　　　　　　　ひとりじゃ生きていけないもの。

　　　　　　　　　　　　たくさんの人に支えられてる。


　　　　　　　　　　　　でも……

　　　　　　　　　　　　でも、一番あなたの近くにいてくれた人

　　　　　　　　　　　　それは、あなたじゃない？


　　　　　　　　　　　　悩みがあって

　　　　　　　　　　　　それを解決しようとしたり

　　　　　　　　　　　　解決してくれたのは

　　　　　　　　　　　　やっぱりどこまでもあなただと思う。


　　　　　　　　　　　　ありがとう

　　　　　　　　　　　　がんばったね

　　　　　　　　　　　　苦しかったよね

　　　　　　　　　　　　寂しかったよね


　　　　　　　　　　　　その言葉を、自分にかけてあげて。


　　　　　　　　　　　　がんばった自分

　　　　　　　　　　　　前に進もうとした自分

　　　　　　　　　　　　今前に進もうとしている自分でもいい。

　　　　　　　　　　　　自分に、たくさんたくさんその言葉をかけてあげて。



　　　　　　　　　　　　今日は久しぶりにあの場所に行こう。

　　　　　　　　　　　　わたしの大好きな場所。

　　　　　　　　　　　　大好きな食べ物を食べて

　　　　　　　　　　　　大好きな本を読んで

　　　　　　　　　　　　大好きな時間を過ごそう。


　
　　　　　　　　　　　　ありがとう。

　　　　　　　　　　　　あなたがいてくれて、本当に嬉しいです。
















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空

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　空　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　 はてしないもの


　　　　　　　　　　　　　　　　 あこがれの場所

　　　　　　　　　　　　　　　　　届かない想い


　　　　　　　　　　　　　　　　 気づいた気持ち

　　　　　　　　　　　　　　 気づかなかった気持ち


　　　　　　　　　　　　　　　 もう一度あえたら

　　　　　　　　　　　　　　　　 言いたいこと
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　伝えたいことが

　　　　　　　　　　　　両手に抱えきれないくらいあるの


　　　　　　　　　　　　ずっとあなたは笑っていてくれた


　　　　　　　　　　　　　　　　　ありがとう

　　　　　　　　　　　　　　　 本当にありがとう


　　　　　　　　　　　　　　私もあなたと同じように
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　前に進みたいから

　　　　　　　　　　　　　少しずつ、がんばってみる　　


　　　　　　　　　　　　　 あなたと一緒に過ごせて

　　　　　　　　　　　　　　 本当に嬉しかった
　

　　　　　　　　　　　　　　　　ありがとう
















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水音

　　　　　　　　　　　　　　　　　水音
　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　何もないのにある気がする。

　　　　　　　　　　どこにもないのにある気がする。


　　　　　　　　　　　　今、音が聞こえてる。


　　　　　　　　　　　　私の知っている音…。

　　　　　　　　だれもが知っていて、忘れて行った音…。


　　　　　　　　でも、私も本当に覚えているのだろうか。

　　　　　　　　　　　　　　　その音を。


　　　　　　　　ただ聞こえてくるだけの、何もない音…。

　　　　　　　　　　聞こうとすると、聴こえない。

　　　　　　　　　　　　　　どうしてだろう。


　　　　　　　　　　あの人に聴こえるのは砂の音。

　　　　　　　　　サラサラと流れていく、安らぎの音。

　　　　　　　　　　　あの子に聴こえるは風の音。

　　　いつの間にか通り過ぎてしまう、時間の流れような音。


　　　　　　　　　　　私に聴こえるのは水の音。

　　　　　　　　　　　　　　一滴の水の音。

　　　　　　　　波紋のように、ゆっくりと広がっていく。

　　　　　　　　　　　何が広がっていくのだろう。

　　　　　　　　　　何が私から離れていくのだろう。


　　　　　　　　　　　わからないから忘れてしまう。

　　　　　　　　　　　　わからないから探さない。











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