花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

花と陶街道廻り

2011-05-21 23:27:40 | 旅行

5/15 (日)

この日も朝から五月晴れ、それだけで幸せです。 

伊豆半島を南下して下田まで行き、下田からはレンタカーを借り、念願の「花と陶街道」を廻る予定にしています。

 

 

8時15分には友人のMさんの別荘を出発し、城ヶ崎海岸駅に向かいます。

途中空木の花があちこちに咲いていました。ウラシマソウやムサシアブミなどが林の中で見られます。自然がいっぱいで空気も美味しく感じます。

 

 

線路を渡る陸橋の上からは、この眺めです。うっすらと大島が見えているのですが、写真で確認できますか?

今日も一日楽しく過ごしましょう! 電車を待つ間に一枚写しました。ホームにも足湯があるんです、さすが伊豆ですね。

下田までは50分位で到着です。日曜日だというのに、電車内は空いていてガラガラ状態でした。ゴールデンウィークの後ですから、空いているのでしょうね。

 

 

下田駅の隣にある、ニッポンレンタカーで車を借りて、さあ出発です。目指すは「花と陶街道」、最初は「岩殿寺窯」です。ナビにセットして出発です。

道路も空いていて、すいすい走ります。 約20分位走ったでしょうか、目的地の岩殿寺窯に付きました。

 

ところがです、あららせっかく来たのになんと閉まっていました。

休業中の札が出ていました。 中を覗いても誰もいず静かです。住まいの方も静まり返っていてお留守のようです。

楽しみに来たのにがっかりです。庭の焼き物などの写真を写して、諦めて次の目的地をナビにセットしていると~

なんと友人のMさんが、諦めきれずに近所を探しに行って、管理している方を見つけてきたのには驚いてしまいました。

執念といいますか責任感といいますか・・・びっくりしたけど嬉しかった!!

 

 

  

鍵を開けて中に入れて貰えることになりました。管理人さんに伺うと、陶芸家のオーナーの方は、ここは閉めて東京のご自宅で絵を描いているとか・・・

焼き物の上にかけてあった布をはずして、オープンです。「全品半額でいいよ~」の言葉にありがたく~嬉しくもあり、みんなそれぞれ何点かお買い上げです。 

安くしていただきありがとうございました。 みんな気に入った物を、見つけることが出来てご満悦でした。

 

さて次は「天神窯」に向かいます。こちらは陶芸家の方に連絡済みなので、安心して向かいました。

天神窯さんの駐車場に車を入れて、訪問する前にお腹が空いていたし、お昼時間はとうに過ぎていたので、敷地内の石や切り株に腰をおろして、ランチをしていると~気配を感じたのでしょうか、オーナーの柴山さんが降りて来られて、「上のデッキでどうぞ」と言って下さいました。

ありがたく場所をお借りすることにしました。 下から森の中の坂を上がっていくと、素敵なお住まいが現れました。

 

 

 

小道の脇には、モダンな焼き物が配置されていました。 陶芸家の住まいらしい素敵な空間がそこにはありました。

この広いデッキの一角に、テーブルとイスが配置されています。そこで買ってきたお弁当を広げて、ランチにしました。

天気よし、眺めよし、デッキにはヤマボウシの木で木陰が出来るようになっているので、涼しくてグットでした。

目線にヤマボウシの花が沢山咲いていました。見事でしたよ~

ここの敷地の広さは、なんと800坪ですってよ~ 木も1本1本吟味して植えたのでしょう。 別世界という感じの所でした。

 

 

 

このワンちゃん、人懐っこくてランチしていると寄ってきますが、とっても大人しい犬でした。後ろ足が悪いようなので、歳を聞いてみると15歳ですって。

人間の歳ではかなりのお年寄りです。ワンちゃんもこの大自然の中で、ゆったりと暮らすことが出来て、きっと幸せなんだろうなと思いました。

 

さて建物の中を見せて戴くことになり、入口を入るとこの立派な看板が置かれていました。なかなか味があって素敵です。

薪ストーブもこの建物に似合っていました。

 

 

 

見事な焼き物が沢山飾られていました。 これぞ陶芸家の家らしく、ギャラリーも素敵な美術品の数々です。 

 

 

仕事場も見せて下さり、まだ焼かれていない未完成のモダンな作品が沢山置かれていました。 

柴山さんは耳が不自由なので、話をする時は筆談になります。 質問をすると気さくに沢山答えてくれます。お話し好きなさわやかな青年です。

 

なんとラッキーな事に、これから窯出しをするとの事でした。

「えっ!~」そんなタイミングに訪れることが出来て、本当にラッキーとしか言いようがないです。

窯出しにめぐり会えるなんて、初めての体験なのでワクワクします。

 

 

大きな窯と小さい窯と二つあり、大きな窯を開けました。大きな方がガス窯だったかしら、小さい方が電気の窯で間違いないでしょうか?

ちゃんと説明して下さったのに、メモしなかったのでどっちだったかな~ 窯のそばに寄るとまだ熱気が伝わってきます。

そしてまだ暖かい肌触りのよいマグカップが沢山出てきました。一つ一つ色合いが違うところがいいですね。

一番景色のよいマグカップを友人のYさんがお買い上げ。 焼きたてのほやほやよ~ さぞ美味しいコーヒーが飲めることでしょう。

 

 

 

そして私はこのコーヒーカップのセットが気に入って買いました。 優しい色合いと、センスの良さが光る逸品です。

マイカップとして使いましょう。いい記念になるし、このカップを見るたびに柴山さんのことも思い出しますよ~

名残は付きねど時間になりました。下の駐車場まで見送りに来てくださったので、一緒に記念写真をとりました。

 

柴山さんは5月18日~23日(月)まで 「ギャラリーやさしい予感」で 「柴山和貞 作陶展」を開いています。 目黒駅より徒歩5分です。

気になる方、お近くにお住まいの方はお出かけくださいね。

 

さて、私達は下田市内の下田東急ホテルに向かいます。今晩のお宿になります。 続きはまた~

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。