花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

奈良紀行2日目

2018-04-06 22:07:44 | 旅行

 

4/3(火)

バスで近鉄奈良駅へ。

近鉄奈良線に乗り大和西大寺駅で乗り換えて近鉄西ノ京駅で下車。

徒歩すぐ目の前が薬師寺。

でも薬師寺の裏門から入ることになります。 

 

薬師寺のスタッフの方が一人歩いてくるだけで誰もいない。

「西遊記」のモデルとして有名な玄奘三蔵を祀るお堂の玄奘三蔵院。

中では平山郁夫画伯のシルクロードを描いた勇壮な『大唐西域壁画』が見られました。

 

 

左下の黄色の楕円が近鉄西ノ京駅です。

黄色の大きな円で囲んだ所が玄奘三蔵院で右のほうに進むと食堂→大講堂→金堂、東塔と西塔があります。

順序を逆に進みました。

 

 

左が大講堂、右が食堂(ジキドウ)で僧侶が食事や修行する場所らしいですが、公開中で美術館といった雰囲気で

一見の価値がありました。

 

大講堂

 

金堂

 

東塔は痛みがひどく解体修理中でした。

 

西塔は色鮮やかに復元されていました。

中はお釈迦様が説法される様子から、亡くなり仏舎利を分かち合うまでを彫刻展示されていました。

 

薬師寺全体が美術館・博物館になったようでイメージが変わりました。

 

春休み中なので、修学旅行の生徒の姿がないせいか、閑散としていて驚きました。

静かにお参り出来て幸せともいえるけど、静かすぎてびっくり。

 

若かりし頃訪れた時は、若いお坊さんの説法が面白いと評判で大人気でしたから~

 

外国人観光客の姿はほとんど見かけませんでした。

 

15分ほど歩いて唐招提寺へ。

 

 

あれ? 薬師寺よりもっと閑散としています。

唐招提寺の金堂前に、青い帽子をかぶった地元の幼稚園児が遊びに来ていました。

 

日本人観光客が数えるほどしかいず、どこもかしこも静かです。

 

オレンジの帽子をかぶった2組目の園児たち、木立の中を散歩していました。

 

 

新緑の木立の中を突っ切って、正面の開祖の鑑真和上が眠る墓所にお参りしました。

鑑真が埋葬されて約1250年になるそうです。

 

 

旅行雑誌のまっぷる、モデルコースを参考に次はバスで法隆寺へ向かう予定。

 

斑鳩の法隆寺は郊外なので、唐招提寺からバスで50分と記載されています。

唐招提寺の出口でバス停の場所を聞くと、ちょっと遠くバスは1時間に1本しかないと・・・

10分前に出たばかり、約1時間待たねばならぬ。

 

休憩できる場所を聞いてお土産物屋さんへ。

 

2日目も夏日でちょっと歩くと暑い、ソフトクリームで疲れを癒ししばし休憩。

 

12:02発のバスの時間よりかなり早めにバス停へ向かう。

 

途中さっきの青帽子の園児たちが桜の下でお弁当を開きお花見をしていました。

春休み中だから保育園児かな、楽しそうでした。

 

 

バス停のベンチには誰もいず、ひたすら待つ・・・

時間を過ぎてもバスは来ない。

20分過ぎても来ない。

 

タクシーすら通らない、このままバスが来なかったらどうする?

予定変更して近鉄の西ノ京駅まで歩く? と歩き出したらバスが来た。そんなものよね。

急ぎ走ってバス停に戻りバスに乗れたのは、予定より25分遅れでした。

 

暑い中待ちくたびれて、一日レンタカーを借りたら良かったねとぼやく。

 

 

車窓から大和郡山城の桜が綺麗でした。

 

 

車窓からの法起寺。

行きたかったけど、時間をロスしたので無理そう。

 

 

法隆寺の門前についたのは13:15着。

 

門前のお食事処で遅めのランチ。

夫はカツ丼、私はまた冷たいお蕎麦にしました。

 

ゆっくり休憩して、帰りのバスの時間を調べてから法隆寺へ。

 

南大門をくぐると~

あらー残念な風景、中門が工事中でした。

ここからの眺めが素敵なのに。

有名な法隆寺でさえ人は少ない・・・

 

 

 

正面からでなく裏側からの金堂と五重塔です。

 

  

順路に従って広い境内を拝観しながら歩き、ようやく東大門へ。

 

東大門をくぐり突き当りまで真っ直ぐ歩くと夢殿です。

夢殿ははるか彼方、遠い・・・

 

桜を愛でながらゆっくり歩き、たどり着いた四脚門。

ここをくぐるとかの有名な八角形の夢殿です。

 

 

夢殿内部を金網越しに拝観、秘仏の観音菩薩立像が見られます。 

 

枝垂桜が見ごろで綺麗。

交代でシャッターを押してあげ、写していただく。

ここまで来る外国人は見かけませんでした。

 

そして夢殿のすぐ裏側の位置にある中宮寺へ。

中宮寺を訪れる人はさらに少なくなります。

 

 

 

かりんの花が綺麗でした。

 

 

ヤマブキが咲き乱れる中宮寺、まさにヤマブキが満開でした。

 

聖徳太子がお母様に贈った日本最古の尼寺です。

靴を脱いで中に入り、座って半跏像に初対面しました。

 

本堂に安置された菩薩半跏像は穏やかな微笑みを浮かべているように見えました。

撮影禁止なので、中宮寺のHPより写真をお借りしました。

 

 

中宮寺からのバスの本数は少ないので、法隆寺へ戻ったほうが良いとのアドバイスあり。

また夢殿から境内を歩き金堂に戻って、法隆寺の参道の途中でバスに乗りJRの法隆寺駅へ。

 

法隆寺駅から奈良駅は15分くらいですぐでした。

あのバス待ち時間はいったい何だったのだろうかと、つくづく電車は早い。

 

雑誌のモデルコースを参考にしたのがいけなかった。

法隆寺へはバスでなく、電車でJR法隆寺駅へ行き、そこから何本か出ているバスに乗るべきでした。

 

疲れたけどほぼ予定していた行きたいところに行けたから良しとしましょう。

 

ホテルに戻り温泉で疲れをとってから夕食へ出かけました~

 

やっぱり19689歩になっていました。

個人旅行は楽しいけど疲れます~

最終日に続きます。