花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

円空仏に会いに

2015-12-08 21:03:18 | 日記

さいたま市島町にある「瑠璃山薬王寺」 

今年6回目の祭礼、私にとっては5/8以来2度目の訪問。

12/8は今年最後の終い薬師です。

前回のブログ「薬師様御開帳」も良かったらお寄りください。

今回は以前から行きたいと言っていた友人ご夫妻と夫と4人で、午後から自転車で~

 

 

 

初冬の薬師堂周辺、銀杏の紅葉が見頃でした。

5月とは全く違う印象、違う季節に訪れるのもいい。

本堂壁面に飾られた絵馬の歴史も古いとか、代表の斉藤氏の説明がありがたい。

 

 

 

前列中心の大きな仏像が「薬師如来」両脇の向かって左「月光菩薩」右「日光菩薩」

三像合わせて「薬師三尊像」

この三尊像は1本の杉丸太を3つに割って作られた像で、三躰の背面を合わせると1本になり、切り口の年輪が分かるそう。

 

 

29体の仏像群を前に座ってゆっくり鑑賞する。

優しく微笑みかけてくる仏像に心が洗われる様でした。

 

 

斉藤さんの話では、境内は子供の頃の遊び場であり、本堂の床下に仏像がごろごろしていたとか。

もっと沢山の仏像があったかもしれない。

その仏像たちを転がしたりして遊んだこともあったとか~

 

 

円空は江戸時代前期の寛永9年(1632年)に、美濃の国(岐阜県)に生まれた僧侶で、一説には仏像12万体を作ったと言われ

造仏と布教のために諸国遍歴の旅についたといわれている。

この島町に滞在したのは51歳の頃で、長く滞在し沢山の仏像を作ったのには、この地に住んでいた尼さんと好い仲になったからと言う説あり。

意外に人間臭い僧侶だったのかなと、親しみを抱いた円空さんでした。

そういえば仏像群の中にも尼さんの仏像がありました~

 

 

  

初冬の薬王寺周辺を満喫してから帰路へ。

 

 

友人ご夫妻に我が家に寄って戴き、久しぶりに焼いた熱々のアップルパイと珈琲で体を温める。

紅玉のピンクのジャム入りです~

 

 

歴史に触れあった有意義な時間でした。 楽しかった~