「花子とアン」の柳原白蓮さん、伊勢志摩に真珠を見に来たの？

「花子とアン」の準ヒロイン柳原白蓮さん、伊勢志摩に真珠を見に来たの？　／三重

みんなの経済新聞ネットワーク 8月1日(金)20時35分配信


「花子とアン」の準ヒロイン柳原白蓮さん、伊勢志摩に真珠を見に来たの？"


　歌人の柳原白蓮（びゃくれん）さんの歌と直筆の色紙が、志摩の宿泊施設「ベート・シャローム」（志摩市志摩町）にあることが同施設の女将（おかみ）石原幸子さんのブログで明らかになった。（伊勢志摩経済新聞）

柳原白蓮さん直筆の歌

　柳原白蓮さんは、NHK朝の連続ドラマ小説「花子とアン」の準ヒロイン役で女優の仲間由紀恵さん演じる葉山蓮子のモデルにもなっている。今回見つかった色紙に書かれた歌は、「浪にうつる 月におもわれ いつしらず 志摩の真珠は みごもりしとぞ」。

　白蓮さんが伊勢志摩を訪れた際に、志摩の海を照らす月の美しさと真珠の美しさに感銘を受け、きっと真珠はこんな思いでできるのだろうと詠んでいる。「白蓮さんが生前のいつ、伊勢志摩を訪ねたのかとても知りたい。真珠を見に来てくれたの？」と幸子さん。

　「以前名古屋で白蓮さんの企画展をしていたときに新聞の切り抜きを残しておいたので白蓮という名前を覚えていた。『花子とアン』を毎朝見るのが楽しみで、白蓮さんの歌の色紙を見ているのでとても親しみがある」と幸子さん。

　同施設オーナーの石原正生さんは「子どものころにビップの人が真珠養殖工場を見学に来ていたのを見ていたが、その内の一人だと思うのだが、記憶が定かではない」。真珠王・御木本幸吉についての博物館などがあるミキモト真珠島（鳥羽市鳥羽）広報担当者は「白蓮さんが伊勢志摩を訪れた記録や御木本幸吉に送った歌かどうかの記録はないが、伊勢志摩を訪れて真珠について詠んだ歌であることはとてもうれしいこと」と話す。

　ドラマでも登場する白蓮さんの夫・伊藤伝右衛門（ドラマでは嘉納伝助）の出身地にある「飯塚市歴史資料館」（福岡県飯塚市）の担当者は、「白蓮さんの歌集『幻の華』の中に伊勢の真珠のことを歌った作品がある。歌集は大正8年3月発行なのでそれよりも前に伊勢志摩を訪れているのでは？今のところそれ以上の資料はない」と説明する。

※ジジイのたわごと
　日曜を除いてNHK朝８時から１５分間放送されてる「花子とアン」では、ヒロインの「安藤はな」と並んで「白蓮」もしばしば登場する。時には白蓮が主役みたいな時もある。
　この朝ドラは、随分昔から、やってたようだが、男尊女卑の時代にあって、強い女性がテーマとなってるようだ。現代では、女尊男卑というべきか？！

※本日最後のブログです