中国企業ハイアールが三洋ブランド継承

＜中国ハイアール＞三洋ブランド継承　洗濯機や冷蔵庫販売へ
毎日新聞 10月17日(月)10時43分配信
　中国家電最大手のハイアールグループ（海爾集団）が来年１月から、三洋電機の商品ブランドを継承した洗濯機や冷蔵庫を日本国内で販売することが１７日分かった。洗濯機ブランドの「アクア」を冷蔵庫にも使い、既存の低価格商品と合わせて日本でのシェア拡大を狙う。

　ハイアールと三洋が１８日にも最終合意し発表する。両社は７月、１１年度中に日本と東南アジアの三洋の冷蔵庫・洗濯機事業をハイアールが約１００億円で買収することで基本合意し、詳細を協議していた。

　ハイアールは日本国内では、中国など海外で生産した低価格商品と、中高価格帯のアクアブランドの２本柱で販売する。これに伴い、ハイアールは日本での売上高を１０年の約１００億円から３００億～４００億円へ拡大を目指す。【宇都宮裕一】

※ジジイのたわごと
　嘗ては日本企業がアメリカ企業を買収したりだったが、時は移り変わり日本企業が中国企業に買収される時代となった。栄枯盛衰はこの世の常である。

　買収する側の中国企業にしてみれば、日本企業を買収することによるメリットが大きいと判断してるわけだから、日本企業の価値は、まだまだ捨てたものではない。買収されずに自力再建の道が残ってるようにも思えるが、如何なものか？！

「当店には中国人スタッフがいます」と張り紙を店頭に貼り付けて、中国人観光客の買物を期待してる店もある。裕福な中国人と、彼等を待ち受ける日本の商店とのギブ＆テイクが成り立ってるようである。