ジジイのたわごと

ジジイが適当に思いついたことを書いてみます

ツバメとスズメと食用蛙

2010-06-20 11:31:09 | 日記


  日本映画「孤高のメス」を見た。題名の通り、一人の医者が、人の命を救う為に、孤軍奮闘する映画である。
映画の中で、映画の内容とどんな関係があるのか分からないが、ツバメの巣が出てきた。私が子供の頃、ツバメがやって来て家の軒下に巣を作り、親ツバメが子ツバメの為、せっせと餌を運んでた光景を思い出した。何年になるか分からないが、私の家の近くで、ツバメの姿やツバメの巣を見たことが無い。木造平屋、木造2階建ての家が無くなり、コンクリート製のマンション、事務所だらけになったので、ツバメの巣を作るスペースが無くなったのかも知れない。それに緑が無くなり、ツバメの餌となるべき虫類の減少もツバメを見れなくなった一因かも知れない。

ツバメだけでなく、毎朝、睡眠妨害となるほど囀っていたスズメの姿も見かけなくなった。ツバメとスズメについては、子供のころ、「ツバメは、畑の虫などを食べてくれるから、人間にとって益鳥だが、スズメは実った米を食べるから害鳥である」という話を聞かされたことがある。
益鳥だろうと、害鳥だろうと、今まで見れた鳥が見れなくなったのは、やはり淋しい思いがする。

私が良く行く和白ゴルフ場には、小さな池が数か所あり、今の様な梅雨時になると、食用蛙(正式名称は知らない)が牛の鳴き声とよく似た声で鳴き出す。私が20才代の頃、近所の焼き鳥店で、食用蛙を食べさせてくれる店があった。
肉は、白身の魚と鶏との中間の硬さで、塩焼にして食べさせてくれた。そしてスズメも食べさせてくれたのである。スズメは頭から丸かじりで食べるのである。
ゴルフ場の食用蛙は捕獲される心配がないのか、安心して鳴いてるようである。