発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

208.漢字カード

208.漢字カード
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 漢字の学習で困っていることはありませんか。国語は苦手だけど漢字は大好き、という生徒さんも少なくありませんが、もし、お子さんが漢字にも苦手意識を持っているとしたら、「読み」だけの学習から始めましょう。

 私たちにも、「読めるけれど書けない字」というのがあります。漢字テストも、読み・書き両方の問題が出れば、半分は点数が採れます。読み・書きの両方をねらわずに、まずは「読み」の学習から始めましょう。

 工夫としては、親御さんが漢字カードを作ってあげるのもひとつです。お子さんの認知の発達に合わせて、はがきサイズから、その半分、その半分、と大きさを選びましょう。カードは、100円ショップにもいろいろとあると思います。

 親御さんがマジックで、そのカードに大きく漢字を書いてあげましょう。横でそのプロセスを見ていることは、きっとお子さんにとっても興味深く楽しいことです。自分の勉強のために親御さんが一生懸名取り組んでいる姿、それは教育的もたくさんの効果を生みます。

「ここに大きく書いてみるね。よこ書いて、たて書いて、口書いて、・・・」
「この字、難しいね。書けるかな・・・書けた!じょうずに書けた!」
「今度はこの漢字ね。次のカード取って!」なんて言いながら、楽しく書いていきましょう。

 漢字が好きになって、読解学習にも気持ちよくり組めるようになった生徒さんもいます。基本はやはり、楽しく!です。



造形リトミック教育研究所
>>ホームページ http://www.zoukei-rythmique.jp/
>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp

なかのひと
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