発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

1607.~認知の基準は?~

1607.~認知の基準は?~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。



◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『時代のイメージ』(6月26日)
・・・Rさんが、講師を見つめました。「わかった、先生は大正生まれなんでしょ?!」「へ?!」・・・。


”先生はお母さんより年上…よし、昭和の前は大正だ!”と思ったのでしょう、
と講師はRさんの思考を推理。

Rさんの思考も、講師の推理も、「なるほど」と頷けますね。


思い返せば・・・、
就学前の幼いころ、近所の小学校6年生のお兄さんはすっかり大人に見えていました。
年に一度夏休みに会うだけの曾祖父と祖父は、どちらがどちらなのかとうとうわからずじまいでした。
髪を結って着物を着ている演歌の歌い手さん。「この人、50才?」と尋ねたら、
「そんなわけないでしょ」とのこと。おそらく30代くらいだったのでしょう。
中高生のころは、赤ちゃんの月齢や幼児の年齢も見当のつかないものでした。

私たちは、どのようにして年齢を認知しているのでしょう。
まずは、自分を基準にして感知することから始まると考えられます。
何才、何十代というよりも、自分よりも大きいのか、小さいのかと漠然と捉えているのでしょう。

そこに次第に経験が伴ってきて、例えば自分のお父さんお母さんと同じくらいだからと
推測の基準が身近なところから獲得されていきます。
そして20才を越えるころから、生涯という限りのあるスパンの中で自分の年齢を意識するようになりますから、
基準はより意識化され、明確化してきます。

知識として得るというよりも感覚的に捉えるものを
私たちはどのように獲得してきたのか、改めて考えてみると興味が尽きませんね。




造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害
Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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