発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4675.~作業に言葉を~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「線対称 作業を通して」(4月9日)

おはようございます。エレファース津田沼教室の千山です。

Yさんと、線対称について勉強しました。

初めて聞く言葉に難しいことをやるのかなと少し緊張している様子でした。

Yさんに折り紙を二つ折りにして、ハサミで好きなように切り抜いてもらいました。

それを広げてみます。

折り線の右と左が鏡で映したような形になります。

これが線対称です。

点Aに対応する点はどこでしょう?

点Aを赤くぬり、2つ折りにして重なる点を赤くぬります。

点Bは黄色、点Cは青でそれぞれ対応する点に色をつけていきます。

何度も折ったり広げたりするうちに線対称の特長がわかってきたようでした。

折り線つまり「対象の軸」の反対側に同じ色の点が付きました。

線対称を言葉だけで説明するのではなく実際に折ったり広げたりという作業をしたことで、理解が深まりました。

Yさん、意外と簡単だったとニコニコしていました。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

算数の用語が優先してしまうと、その単元はとても難しいように感じてしまいますね。しかしこのSさんのように作業に言葉を伴わせていくと、言葉の意味を自然に身に付けていくことができます。線対称の図形をこんなふうにたくさん作って対応する点を確認し、「対称」についての理解を確実にしていきましょう。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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