発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

1120.~努力の量を知る~

1120.~努力の量を知る~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。



◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『こんどは家族の名前を!』(2月18日)~自分のお名前が書けるようになったSくん。
「こんどは家族の名前を書く!」とがんばっています・・・~


Sくんは、ノートの名前欄に自分で名前を書いてきたそうです。
とても小さなスペースに一文字一文字一生懸命に書いたことが見てとれる、と講師は言っています。

文字を書き始めの子どもは、まだ指先の動き(巧緻性)が十分ではありません。それに加え、文字の形態や書き順にも
神経を使わなければなりません。言ってみれば一文字書くことも、子どもにとってはかなりのハードワークなのです。

しかし「書きたい!」という意欲がそのハードワークもこなさせたのでしょう。
この文字への意欲と興味を失わせないことがとても大切です。

すべての学習においても同じことが言えます。
Sくんもやがては、文字を書くことにそれほどの労力は要さなくなるでしょう。
しかし、その次の課題、また次の課題において、同じような興味と意欲を持つことができるように、
講師は子どもの行為にその努力の量を感じることが求められます。

行為のハードさを知れば、そのハードさを軽減するようなプログラムも用意できますし、
学習の量の適度な加減もできます。適切な評価も可能となります。
それがあってこそ、無理のない楽しい学習へとつながるのです。



発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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