見出し画像

発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

508.久しぶりの勉強は?

508.久しぶりの勉強は?
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 終業式から勉強をしなかった1週間、いかがだったでしょうか?
 親御さんには、意外と長く感じられたのではないでしょうか?

 きのう月曜日からまた勉強を始められていかがだったでしょうか?
 お子さんにしてみれば、「また、勉強か・・・」と思われたかもしれません。
 場合によっては、ちょっと久しぶりの勉強で新鮮に感じたかもしれません。

 順調に再開できた方は、その調子で少しずつ規則的に勉強を続けていきましょう。
 親御さんもお子さんも宿題に追われて気持ちをあせらすことのないように、宿題から先に取り組んでいきましょう。お子さんによっては、宿題の内容や量も親御さんが加減してあげましょう。

 一方、1週間ぶりの勉強でもやはり乗りにくかった方は、今日もう一度挑戦です。
 教科書とノート、とか問題集、という「いつもの勉強」とは少しちがうスタイルの学習を試みてみましょう。

 ・スーパーのチラシから、その日(または前の日)に食べたものの絵をノートに貼り、その横か下に一行日記を書きましょう。一語日記でもいいです。
  「すいか」
  「すいかをたべた」
  「すいかをたべました。おいしかったです」

 ・お手伝いの記録を書く
  まず再挑戦初日は、1週間のお手伝いを記録する表をいっしょに作りましょう。
  定規で線を引いても、パソコンで作ってもどちらでもいいでしょう。
  親御さんがリードして、できるところをお子さんにやらせてあげましょう。
  
  そのあと話し合って、なんのお手伝いをするかそこに記入していきましょう。かんたんにできることを設定しましょう。
  「新聞の取り込み」「お花に水」「エサやり」「水まき」「お皿を下げる」「くつをそろえる」・・・
  毎日の勉強の初めに、できたお手伝いに丸印をしていきましょう。なにか特別のお手伝いをしたら、それも書き入れていきましょう。
  短時間でも、気持ちよく机に向かう習慣作りをしていきましょう。
 
 ・料理レシピ(材料表)の作成
  材料を一覧表に書き込んでいきましょう。「にんじん」「たまねぎ」「ジャガイモ」「お肉」
  その分量を材料の横に書き込んでいきましょう。
  「にんじん  2ほん」「たまねぎ  2こ」「ジャガイモ  3こ」「お肉  300g」

  分量は、はかりで計って重さを記入させてもいいですね。
  「にんじん  200g」「たまねぎ  300g」・・・というように。

  ここで大事なのは、目盛りの読み方なんかを事細かに教えないことです。大体で、いいのです。親御さんが目盛りを指し示しながらゆっくり読んで、数字を表に記入させるだけでいいのです。

  子どもは、机の上に野菜やはかりが出てくるだけで楽しいのですから、その楽しさを損なわないように、さいごまで楽しく学習を導いて、さっと終わらせてあげましょう。
 
  26日から31日までのこの新しい1週間、勉強の習慣を作りなおす期間として、仲よく楽しく大切に過ごしましょう。

 
────────────
造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「「楽しい」からの出発」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事