発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

1112.Elephas サタデーブログ ~「こだわりもいつかは」~

1112.Elephas サタデーブログ ~「こだわりもいつかは」~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

ダウン症の生徒さんにも、固執性いわゆるこだわりが見られます。”がんこ”と表現されることもあります。
自分がこうと思いこんだことは絶対に覆さなかったり、嫌なことや苦手なことは絶対にしなかったり。

しかしそういった傾向を知って適切に対応していくと、やがてこだわりは縮小していきます。

ある青年、作文の事実関係の誤りを指摘すると、最近では「あっそうか」「そうだったんですか」と自らの勘違いを
改めることができるようになりました。

また、ご家庭で注意されるとまだまだ反発はしていても、そのすぐ後に作文では「申し訳ありませんでした」と綴っています。

言葉や状況の理解力が増すことによって、また諸々の場面で自信を得ていくことによって、こだわりは縮小していきます。

ですから小さいお子さんの場合、まだ理解力が十分でない状況では、逆にこちらがこだわりを捨てましょう。
「ほんとうは、そうでなかったでしょ」とか、
「できるんだから、やらなくてはだめでしょ」とか。

そうすればこの青年のようにやがては”がんこさ”も緩和され、意気投合することが増えて
楽しい話し相手ともなりえます。楽しみですね!



発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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