説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

どうしても必要なこと

2011-11-05 22:16:30 | 説教要旨
2011年10月30日 説教要旨 ルカの福音書10章38~42節
イエスは旅の途中、マルタとマリヤの家へ寄られました。マルタはとても喜んでイエスさまをお迎えしました。マルタはイエスさまを愛しており、もてなす心をもった人でした。
妹のマリヤは主の足もとにすわって、みことばに聞き入っていました。マリヤは何かをしながらではなく、イエスさまのことばを聞くことに集中していました。 
ところが、マルタはいろいろともてなしのために気が落ち着かなくなり、主に抗議してしまいます。「主よ。妹が私だけにおもてなしをさせているのを何ともお思いにならないのでしょうか。私の手伝いをするように、妹におっしゃってください。」マルタは忙しさの中で、人(妹)のことが気になっていらいらし、また、神さまに指図するようになってしまいました。 
私たちも忙しさの中でそういうことをしてしまうのではないでしょうか。また、実際、マリヤは少し手伝いをするべきだと考えたりしないでしょうか。しかし、このとき、イエスさまは「マルタ、マルタ、あなたはいろいろなことを心配して、気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」と言われました。イエスさまはマルタが一生懸命してくれていることをよくわかっておられました。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いやひとつだけです。と言われたのです。本当に必要なことは、まず神のことばを聞くことだと言われました。
私たちは聞き従うことを主に求めていますが、神のことばを聞かないと従うことができません。一生懸命やってもマルタのように的はずれなことになってしまいます。
11月から群れの新年が始りますが、真に神さまが私たちの教会に、ひとりひとりに語っておられることに耳を傾けていきましょう。


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