こんにちは。財産コンサルタントの林義孝です。
『ファイナンシャルフリーダム』 本日、日銀が発表した日銀短観について私なりの検証をしたいと思います。企業の景況感を示す業況判断指数（ＤＩ）は大企業製造業がプラス19で、前回の調査を（若干ですが）下回っているようです。多くのメディアでは、これに「悪化」という表現を使っています。今回のサブプライム問題と原油高が、日が経つにつれ、じわじわと心理的な影響を与えていることは想定されます。では、身近なところで感じ取ることのできる実際の景況感はどうでしょうか。
昨日、今日と私のところに２社の自動車ディーラーからダイレクトメールと電話がありました。我が家の自家用車の車検は来年６月末なので、ちょっとＰＲが早すぎる気がします。販売が苦しいのだろうかとも思われますが、話を伺いますと新車投入の影響で販売は好調のようです。自動車の製造と販売は、モノを作ってそれを売るという業態であり、またガソリン価格や為替の影響を受けますので、景気動向の指標になるというとらえ方もできます。実需は概ね順調で、そのうえ虚構化されていたものが取り払われたことにより、私には世の中が良い方向に進んでいるような気がいたします。
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