編者のつぶやき

川田文学.comの管理者によるブログ。文学、映画を中心に日常をランダムに綴っていく雑文

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受験が終わったら・・・

2007年02月25日 | Weblog
 早稲田受験も、昨日で最終日だということで、ひとまず、受験生の皆さん、お疲れ様でした。受験が終わったあとって、私なんかそうでしたが、何となく気がぬけてしまって、一種の放心状態に陥ってしまいがちです。
 こういう時は、本を読みましょう!とくに川田文学を。下のURLは、川田文学の全作品紹介です。参考にしてみてください。(ウイルスなどは、決して付いていませんので、安心してあけてください。)

http://kawatabungaku.com/sakuhinshoukai.html

 

 最近は、難解な評論を好む学生が多いと、いつか先生が言っていました。何となくそういう話を聞くとがっかりですね。評論といってもいろいろありますが、例えば、現代の社会現象や、一時期の歴史をいろいろな文学作品や資料、歴代の有名な学者の説から、相対的に分析し、ひとまとめにしたと読者にさっかくさせるものを読んでにわか知識を得た気分にひたるより、じかに作品を読んだほうが面白いのに。芥川の作品を読まずに、芥川の評論ばかり読んでいるようなものです。「芥川は、いつ、どこで生まれて、なになにと言う作品を書きました。そのときの社会情勢はどうで、こういう精神状態だったようです。こういう病気を患っていました」

まさに、「木を見て森を見ず」ではなく、「木を見ずして森を見ている(錯覚に陥る)」と言えるでしょう。1本、1本の木を見なければ、決して森は見えてこない。「木を見て森を見ず」の状態の方がずっといい姿勢だと思います。