編者のつぶやき

川田文学.comの管理者によるブログ。文学、映画を中心に日常をランダムに綴っていく雑文

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

受験シーズン到来

2006年01月28日 | Weblog
 わたしのHPから先生の本を買ってくれる人が時々いて、本当に嬉しいです。そういう時、HPを作ってきて本当によかったなぁ、と思います。今は、便利な世の中になって、わたしのほうにも、数パーセント、ペイが入るんです。すごいですねー。わずかなお金ですが、とても貴重に思えます。
 
 さて、センター入試も終わって、大学受験シーズンの到来。HP訪問者の多くが大学受験生だろうとみこして、先生に、受験生に向けての応援メッセージを「週言」にお願いしました。わたしが予備校生のころは、川田先生は、ツボの最後に、早稲田校歌、紺碧の空、青森高校応援歌を歌って応援してくれました。先生に合わせて輪唱する男子、奇声をあげて喝を入れる男子学生、万歳をする(やっぱり)男生徒などで、だいぶ盛り上がったんですが、時代の流れで、教室がしらけることもあるということで、なくなったみたいですね。

「裏週言」でも、わたしの受験ネタでも披露しましょうか。
 わたしは、学校の成績は悪いほうではありませんでしたが、大学受験と、学校の成績は全く違うもので、模擬試験は、浪人しても最後まで、志望校の評価は「再考を要す」でした。でも、どうしても早稲田に行きたかった。そんなわたしですが、勉強の手ごたえのようなものを感じ始めたのが、ちょうど今の時期で、受験日まで一箇月をきったあたりだったと覚えています。直前講習も、一応何講座か取ったのですが、いままでの勉強をまとめた分厚いノートをしらみつぶしに復習しながら、初めて、赤本の過去問を1月終わりごろにといてみたら、7割くらいは、正解してるんですよね。もしかしたら、奇跡が起こるかな?そんな印象でした。朝の7時からずっと自習室にいて、2時に、決まった自動販売機で、同じジュースを買う。髪形は、毎日同じにする。残りの一箇月。洗濯をしない同じセーターで願かけました。
 そして、わたしに奇跡が起こってしまったんです。ずいぶん、昔の話になってしまいますが、今となっては良かったのか、悪かったのか…。
 志望校の受験日は、とてつもなく神経が張り詰めていました。もちろん、願かけセーターを着ていきました。第二次ベビーブームで、空前の受験者数を誇ってました。馬場から、早稲田大に向かって長い行列ができ、大学構内は人、人、人。自分の教室に入ると、これみよがしに、ちゃんちゃんこ、草履という姿で、足を組んで少年ジャンプをぺらぺらやっている、長い髭を生やした男(その当時、髭は流行ってませんでした)までいました。
 トイレが近いので水物は、朝から一切取らず、朝ごはんも食べれませんでした。それでも、試験前に3回トイレに行きました。
 英語。その年は、例年になく、最後の大問で、文法問題が多く出ていて、見てみて、びっくり。これは・・・。昨日、新幹線のなかで、確認しておいた問題。。。ごっそり出てました。そして、難単語のアクセント問題。こ、これは・・・。直前講習でやった単語。川田先生が「これはアクセントが難しい。前にアクセント!」とか何とか言って読んでいた声がよみがえってきました。それが、2問も出てました。まさにミラクル。長文は比較的簡単だったので、今思うと、このアクセント問題と文法満点が、大きく差をつけたんじゃないか、と思います。
 お昼ごはんは、コンビニで買ったおにぎりを一口かじったきり。あとは、のどに通りませんでした。国語では、大きなミスを犯していたのですが、どうにか、平均ぐらいは、いってたようです。そして、今はあるかわかりませんが、小論文。これも、例年にない変わった設問で、ただ決まった単語を数個組み合わせるだけの、自由小論。小論の勉強はしない、と決めてたので、しませんでしたが、読書と、思索ぐせがついてたので、自由論文という形式が、自分にぴったり嵌りました。後にも先にも、ここまで自由な小論はなかったようです。ラッキーでした。
 言いたいことがいっぱい浮かんできて、下書きもせずに一発書き。20分で書き終わりました。「時間終了。鉛筆をおいてください」と言われたとき、隣の人が、下書き用紙びっしり書いているのに、本番の用紙に一行しか写していないのを見て、こちらが青くなりました。小論は、満点の36点(むかしの話なので、間違ってるかもしれません)、半分の18点、0点の、3段階評価らしいという噂でした。
 
 試験が終わると同時に、外から「ドン、ドン、ドン・・・・」という太鼓の音が聞こえ、教室を出ると、先輩たちが「あなたの受験に下駄をはかせましょう!」とかなんとか、怒鳴りながら、下駄を売っていたり、「早稲田乞食」を売っていたりしてました。大隈講堂前では、七輪で魚を焼きながら、地べたに胡坐をかき、一升瓶を傾けているのもいました。その雰囲気に圧倒されて、大隈さんの前で「うおぉぉぉーー!」とさけぶ、男子受験生までいました。
 いまも、受験会場でそんなことしてる人たちいるのかなー。