使わなくなったDVDや書籍を売りに行きました。
先日、ニュース記事にありました。
最近は、中古書籍やDVD、CDの販売価格が低下していることです。
人件費の高騰や、オークション、倉庫通販会社の台頭があるそうです。
それにデジタル技術の進歩で、オンデマンドで済ます人が増えた事があるそうです。
人が物を持たなくなった。
断捨離思想や、小さな暮らし思考があるのでしょう。
たまに使うものは借りる、分け合う。
英語のシェアリング思考です。
物を沢山持つことが、豊かさや幸福感につながらない。
そんな趣向の変化があるのでしょう。
確かに昭和の時代は、中古品も高額でした。
バブルが来てから新品・新製品・ブランド志向が高まりました。
耐久消費財を短期で処分するのが、最良だと考えられていたのです。
バブル崩壊、湾岸戦争、リーマンショック、原油高の内外の事件。
庶民の生活を揺さぶり続ける貧困化と格差社会。
人の意識は守り一辺倒です。
こうなると賢いリユースも、効果が薄い。
不要不急品はもう要らないとなります。
もう欲しがりませんとなりつつあります。
高性能に象徴される、軽薄短小も空々しくなったのです。
見たがらない触らない欲しがらない。
他人と較べない。
自己満足で満了して、もう少しを考えない。
今を楽しむ。
過去を振り返らすに、未来も想像しない。
小さく小さく満足して、不満を感じないのです。
お店に持ち込んだ買取価格が激下降していました。
レシート見てビックリです。
もうお買い物に生き甲斐を感じるのは、ヲタクとヤンキーだけ。
あとは金余りの大金持ちです。
市場からは、金持ちや小金持ちは相手にされない。
格差社会の上層部まで、差別切り捨てが始まったのですね。
この思考は、スーパーデフレを引き起こします。
生き死にに関わらないことは、二の次三の次です。
もっと早くに処分して置けば良かった。
これも市場経済の象徴的現象なのでしょう。