初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

水彩画の魅力

2010年11月15日 13時13分28秒 | コラム、ぼやき
昨日は室内楽の演奏会を聴きに、音楽センターに行ったのですが、時間に余裕を持たせて、近所の市ギャラリーの展示会を見に行ったのです。
芸術三昧です。


ギャラリーでは生け花、油彩画、水彩画、皮革製品などの展示がなされていました。
自分が一番注目したのが水彩画でした。
古典的な水彩画でなくて、新しい技法の水彩画。
アクリル不透明絵の具を使用して、水とドライヤーを使った多層塗りとボカシの絵画です。
商標権のある名前が付いているので書いて置きませんが、興味があれば調べて下さい。


油彩画が数ヶ月掛けて描く時間を水彩画で数時間で仕上げる技です。
イメージを一気にしたためるから、カラー水墨画と云えるかもと、その場で浮かんで来たのでした。


御教室の先生もいましたが、ベテラン会員がいたので、色々と説明を頂きました。
感心すること仕切りの私でした。


水彩画にも透明水彩画、不透明水彩、半透明水彩、ポスターカラー、水彩パステルがあり、更に彩色水墨や色鉛筆、沢山の絵の具に、水溶性に耐水性、ラッカー系、エナメル系、ワックスなど溶剤も様々にあり、絵柄、モチーフ、場所、季節と選びきれない種類が満載。
温感色に寒色などベースも様々に選べる。

窓口が広く、奥行きがあり、技能の高低差がある。
仕上がりに明快な技量が発揮し難いですが、見る人が見るとシッカリわかります。
材料費用も微細から天井知らずで、希望次第。


恐るべし水彩画と圧倒されました。


仕上がりが軽いのが充実感に乏しいと思いますが、これは好みの範疇です。


油彩画をやりながら同時に水彩画をやり、短い時間でデッサンの練習すれば技量が上がりますね。

大昔、中学生時代に使っていた水彩画。
何だか昨日の展示会見て無性に描いてみたくなった自分です。
感化され易い性格です。