初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

近代地方史

2010年11月06日 18時59分00秒 | お稽古、勉強
学校で教えて貰う歴史や、映画、TVドラマの歴史や歴史観はどうしても成績偏重や政策、施策にドラマ性等の余計な物が付随してくるものです。
ですから必然性や原因を考慮しないで、資料的な事実だけ、もしくは創作重視になりがちです。
民族的、宗教的な外圧や内因もあって、妙に面白かったり、つまらなかったりします。


そして近代史に関しては、試験に出ないような出来事ばかりで、結構知らない。
ましてや太平洋戦争、、大東和戦争に負けてアメリカ占領下に置かれて、要らぬ占領指導から事実が歪められたままになってます。
『勝てば官軍』の原理に基づいて、真実は隠蔽されたり歪曲されたり、価値観を歪めて見方を曲げられたりしてます。
それが歴史の運営方法でしょうが、悲しいく切なく悔しいものだと、中年過ぎて知ったものです。


地元に根ざして生きるのが人の行動範囲や価値観であるとおもってますが、今から100年程度の自分の家族や近い先祖が歩んだ道程を、結構知らないものだと事有る毎に感じてます。



今日はそんな話題のお話。


来年春に行われるリーディング関連の講習がありまして、史実に則った近代の歴史講義がありました。
年を遡ってみると、日本の歩んできた激動の歴史は直ぐ近くで起きていたと思うのです。
じーちゃん、ばーちゃんの若い頃のお話なのですから、口伝で知っていても不思議で無いのに知らない事ばかり。
キット自分の子供の頃を、今の小学生に話しても信じないのと同じですね。
作り話に近い過去の出来事、成長記になる筈ですから。


近代史の事実を積み重ねてある真実に、物語の創作、想像が載ると、思った以上にダイナミックなものです。
たかだか100年未満の出来事なのですから。
驚く程に似ていて、全く違う人の生活ぶりや行動です。
知れば知る程に動き易くなり、身動き取れないものです。
近代史でイジリ甲斐があるのが幕末だと良くわかります。
コレより近いとドキュメント性が増し、離れると空想物語に成るのですから。


色々と知った上でどう演じるか。
面白くもあり不安です。