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ブルーライオン「グループB」

2006-10-17 17:30:01 | CM's・シーエムズ
プジョー (Peugeot) は、フランスの自動車メーカーです。また、スクーターも別会社(プジョー・モトシクル)で生産しています。
かつてはフランス最大の自転車メーカーで、青色の背景に後ろ足で立ち上がったライオンのエンブレムは「ブルーライオン」と呼ばれます。

アルマン・プジョー氏が創設し、甥のロベール氏の経営によって発展を遂げました。
ロベールの時代から乗用車のみ「-0-」 という真ん中にゼロを入れる三桁の数字を車名とする伝統が続いていました。
しかし、2004年発表の「1007」はプジョーで初めて4桁の数字の車名となりました。

1974年にシトロエンと。1979年にクライスラーUK(旧ルーツ・グループ)やシムカなどとともにPSA・プジョー・シトロエングループを形成しています。
また、ペッパーミル(胡椒挽き)等様々な製品を生産していることでも知られています。
またプジョーは自動車だけではなく小型二輪車を中心とした自動二輪車、そして自転車も製造しています。
PSA・プジョー・シトロエングループの自動車生産台数は、ホンダとほぼ同規模です。

1886年、世界で最初にガソリン自動車を発明したのがベンツ社(現在のダイムラー・クライスラー)ですが1891年、世界で最初に自動車を量産販売したのはプジョーのため、「世界最古の自動車メーカー」の座を両社が争っています。
日本でのセールスは長らく振るいませんでしたが、「306」や「206」の個性的なデザインでヒットし、日本でも人気輸入車ブランドの1つに挙げられるまでになりました。

本日紹介するのはCM's1/64ラリーカーコレクションSS8プジョー編「プジョー205T16 モンテカルロラリー 1985」です。

WRCのトップカテゴリがグループBで争われていた時代。
プジョーはニューモデルである「205」の外観に近いマシンを作成しました。
その名は「205ターボ16」
1.8リッターターボエンジンをミッドシップに搭載し、四輪駆動化されたWRCグループBカテゴリー参戦の為のスペシャルモデルです。
ホモロゲーション取得の為に販売されたロードバージョンは200psでしたが、ワークスカーは350ps(205T16E1)~450ps(205T16E2) を発生したと言われています。
「205T16」は優秀な成績を残しました。
二年連続でダブルタイトルを獲得。
ドライバーズタイトルは1985年はティモ・サロネン。1986年にはユハ・カンクネンが獲得しています。

しかし、「205T16」は最強のグループBマシンとまで言われましたが、相次ぐトップドライバーの死亡事故によりグループBの時代は終焉。
モンスターマシーンたちはWRCから姿を消しました。

戦う場所を失ったマシンはラリークロスに主戦場を移すほか、ラリーレイドの世界にも進出しました。
「205T16」はホイールベースの延長をはじめとする大幅な改修を受けた後、パリ・ダカに「205ターボ16グランレイド(205T16 GR)」として参戦。
メカニズムはその後登場する405T16にも受け継がれました。

このモデルだけ非常にコンパクトなため重量が軽いです。
一番軽いBOXを購入すれば「205T16」が手に入ります。