今から約15年以上前、五郎助山に生息する動植物、会員、来訪者の安全のよりどころとして祭った里山神社が冒険広場の一角にあるが、その鳥居が老朽化し、当時鳥居を建立した小島長老も気になっていたようだった。
昨年の暮れから小島長老、大工の相沢さんが中心となり、新しい鳥居の制作を始め、7日の山入を前に、このたび新鳥居が完成した。
長老曰く、「俺が死んでもこの鳥居は残るよ。五郎助山をこれからも守ってくれっぺ。」 老朽化した鳥居に誰よりも心を痛めていた長老は、ひそかに鳥居の建て替えを計画し、材料を自宅から持ち寄り、大工の相沢さんの協力を得て、7日の山入に間に合わせてくれたのである。
新調された鳥居を山入の時に初めて目にする会員も多いと思う。
長年五郎助山の番人として貢献してくれた小島長老の思いに、心から感謝したい。里山を愛するお気持ちがひしひしと伝わってきた。
昨日、コンクリートが固まるまで固定していた補助材を取り外し、基礎のコンクリートを化粧(上塗り仕上げ)し、7日の山入にふさわしい新鳥居が完成した。
12月25日(小島長老、相沢、坂本、)
2017年1月4日 支柱材取り外し(小島、坂本)
基礎コンクリート化粧直し(上塗り仕上げ)
ほぼ完成
平成29年1月7日(土)は新たな気持ちで「山入」を迎えることになるだろう。
心から敬服いたします。
山入りの日を楽しみにしています。
この鳥居とともに、里山づくりに携わっていただいた多くの方々に思いをはせ、次世代につなげる責務を感じています。引き続きお力をお貸しください。