会員の一人から「キンラン」が咲き始めました。というコメントと写真がラインで送られてきた。
田んぼや梨の摘果で忙しい毎日を送っていたが、5/7日早朝にその場所に行ってみた。
20年前から毎年、落ち葉さらいを続けた何年目かの5月、忽然とキンランが現れた。
当時、その名も知らず、可憐な黄色い花を着けたこの植物に一瞬で魅了された。
博物館の学芸員でもある会員から「キンラン」という植物で希少植物の一種であることを教えていた
だいた。
その後、白い花のササバギンランも姿を現し、森からの贈り物として、以後大切に保護をしている。
ランは種で増えるのではなく、ラン特有の菌が作用し、増えて行くという。
里山特有の環境がキンラン、ギンランの生息を可能にする。
キンラン、ギンランの群生を目指し、保護活動を続けているが、なかなか思い通りにいかない。しかし、それが我々のチ
ャレンジャー精神を駆り立てている。
里山の一部が、黄色と白の可憐な花で埋まる光景は想像しただけでワクワクする。
さて今日も農作業の合間を縫ってキンランの咲き具合を見に行こう。
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