9月の半ばというのに連日30度を超える日が続いている。
梨も豊水が終盤を迎えている。今年は降雹に始まり、黒星病に悩まされ、挙句にカメムシの大発生で、平年の半分以下の出荷量となった。
この暑さと、出荷量の低迷で価格は高値を維持しているが、あまりにも出荷が少なく、長い梨栽培の中で、最悪の年となった。
来年の花芽が、すでに黒星病の菌に感染している。 今年はほとんどの梨農家は通常の1.5から2倍の消毒を散布したが,まったく効果がなかった。
「来年が又、思いやられる。」と、すでに梨屋の間では囁かれている。
農薬が効かなくなったのか、菌が強くなったのか?専門家もわからない。?
自然栽培を目指す私としては農薬の回数を減らして行く訳であるから、とても不安だ。
しかし、梨の木が健康体であるならば病気に対する治癒力も高くなるはずである。ぶれずに無肥料、無農薬をめざし邁進して行こう。
しかし、暑い。
雨もほしい。
気候も異常であるが
政治・経済も、今、あちこちで一発触発の危険に満ちた状況が生まれている。
わが日本も、対応を誤ると、想定外の事態が起きかねない。
日本の政治力がとても心もとない。