昨日(6/7) 水戸市五軒町にあるJT(日本たばこ産業)水戸支社において「2012年 JT NPO助成事業交付式」が午後2時より行われ、私と日向野事務局長、山崎担当理事の3人が出席をした。
JT側からは水戸支店長 斉藤 剛氏他、佐久間業務部長、鈴木業務部次長、糸井課長、本社CSR推進部より井上真維マネージャーが御出席され、他に、大好きいばらき県民会議 鈴木紀一事務局次長 、(社)茨城県社会福祉協議会 福祉の街づくり推進部長 篠原 義典氏、いばらきNPOセンター・コモンズ 大野 覚 事務局次長、昨年度助成先団体 アサザ基金 坂田智子氏が出席された。
今年度、全国から261件の応募申請があり、最終的に45法人に対し、総額約5700万円の助成をされたとの御報告があった。
茨城県では「里山を守る会」の事業が光栄にも採択していただいた。JT社外有識者で構成される「NPO助成プログラム推進委委員会」の審議を経て決定されると言うことであった。
2時に式が始まり、まず、JT水戸支店長の斉藤氏より御挨拶があり、助成金884,000円の交付書を会場中央にて私に手渡された。
その後助成団体の事業概要の発表があり、私からプロジェクターを使い、里山を守る会の活動と今回助成対象となった「自然体験支援事業」の具体的な内容について御説明をした。約20分の説明の後、質疑応答があり、これまでの活動に対し、高い評価と、一方でこれからの課題について質疑があった。
続いて、昨年助成を受けられたNPO法人・アサザ基金の坂田さんより事業報告があり、牛久市神谷小学校の児童が学校近くの谷津田の再生に取り組む過程で、地域の雨水対策に着目。区長、議員、市長を、招いて児童自ら市に対し、雨水対策を提案し、子供が町を動かす原動力になった事例を紹介。
児童の提案は「一度に谷津田に水が集まるのを防ぎ、将来的に田んぼの湧き水を増やす効果につなげる」として簡単な雨水浸透枡の設置や、雨水タンクの設置を各家庭に呼びかけている。アサザ基金はそのような児童・学校の活動をサポートし、谷津田の再生に尽力されている。
報告後、自由な意見交換があり、それぞれの立場での質疑や応答が繰り返された。
今回、貴重な助成金を頂、責任を持ち、子供たちの自然体験の事業に生かしたい。
JT水戸支店 斉藤 剛氏より交付書を授与される
日向野事務局長と山崎担当理事
今年度事業のプレゼンを行う。
交付式が終了し、集合写真。