LO(O)SE40!

緩く自由に色んな物をどんどん海に投げていく旅の始まり

療養生活突入

2016年02月08日 03時18分02秒 | Weblog
土曜に転院先の総合病院にて今後の治療、検査スケジュールも決まり、とりあえず10日程休むので現場に立ち寄り片付けたり。

ちょっと近くに買い物行ったりしたものの音が溢れている所に行くとワンワン響いてポーッとなり、只でさえ無い集中力や注意力が散漫になるのでしばし避けよう。
スーパーで姉親子に会ったけど、目の前で声掛けられて数秒分からなかった。ポーッとして。

部屋で静かにしているのが一番楽。ささやかな騒音も耳鳴りに同調して楽なので車通りの少ない道路を散歩するのも案外良い。

歌わず、騒がず、暴れず、と。

TWEEZERS行きたかったなあ。

テレビブロスがちゃん岡特集だったのでテレビも無いのに買ってしまった。
岡村靖幸、もう求道者ですね。
歌聴くとキャーッて、ポーって、メロメロになって「全女性客が妊娠したね(by純ちゃん)」つうほどなのに、当の本人はいつまでも擬似つうか、自慰つうか、それを純愛と呼ぶのか。
でもキャーッてなってポーッとなれるから良いです。

そして療養生活とは言え休みは休み。休みと言えば読書。昨日の夜から今日まで読んだ物は、みうらじゅん「ゆるゆる映画劇場」、奥野修司「看取り先生の遺言」。
前者は雑誌連載の映画レビューをまとめたもので、みうらじゅんの独自解釈と見当違いな思い入れや関連付けの文章にまとめマンガ1P。
前半はまだ若さもあり面白いこと言ってやれ!感もあって、往年の宝島を思い出すノリでキュンとしたり(笑)。
ただ全編に渡って映画を観るに当たり全くいらない情報ばかりで最高でした。声出して笑っちゃうんだけど笑うと頭の中に反響してしまうので療養には不向き。

後者は肺ガン手術を手掛ける医師から、治らないガンに寄り添う医療にシフトし、今で言う訪問看護ステーションを自力で立ち上げ、緩和ケアから看取りまでをチームで患者とその家族のフォローをして来た宮城県の岡部健医師の辿って来た道と当人がガンになって亡くなるまでの聞き書き。
「ガンは治療するな」「手術すべき」「抗がん剤は使うな」「しろ」「するな」、様々な情報や意見が飛び交うガン。
素人には全くどうしたもんやらと思いますが、
結局正解はなくて、どの部位のどのステージのガンには効く、とか、効く抗がん剤でも患者さんが弱っていれば副作用が勝って毒になるとか、
断片的な解を、双方で説明する。理解する。そして患者自身が選ぶ、という事なんだなあと。
医者自身の葛藤、無力感や病院の内情も何もかもべらんめえ口調で語る岡部健医師は、とても信頼できるお医者さんです。
私が昔通ってた脳神経外科の先生も「お前はそんなんだからこんな病気になるんだよ!」とガツガツ説教モードで分かり易く色々教えてくれて大好きだったなあ。
戻して、で、そんな岡部医師が末期で治らない患者が病院にいる限りもう必要もない治療を死ぬまでされる事に疑問を抱き、ある時全員を自己判断で退院させてしまいます。戻りたかったらいつでも戻れますと送り出したら、戻って来たのはごく一部で、そこで確信し、
そこから在宅医療へシフトして行きます。そして自身のガン、そして東日本大震災、そこから看取り医療に臨床宗教士を加える事に積極的に進みます。
医療に出来る限界を越えたらあちらへの安らかな橋渡しと残される家族の救済に宗教の力は大きいのではないかと、仏教、神教、キリスト教、各宗派を超えて大学内に「臨床宗教士講座」を開設する。予後不良の状態で凄いパワー。

そして最後の最期に避けていた検査とキツい抗がん剤を投入し、時間を稼いで病院や家族へ残す物の整理をし、会いたかった人と会い、旅だってゆく。
感想ではなく長いあらすじになってしまった。

しかし、最近宗教の復興について目にすることが増えた。
特定の団体に入信するわけではなくて、日本人が古来大切にしていた祖霊信仰(ご先祖様を敬う)や山岳信仰などのアミニズムが薄れて行き、病院で大半の人が亡くなり、死と言う物が見えなくなり、人はおかしなことになっているのではないかと。
私は無宗教だけど、凄い納得。

そして私の文章では胡散臭くなっちゃうので割愛しますが後半、岡部医師は聞き書きしている筆者にかなり無茶な宿題を残します。

ガンになった事はないけど、ガンかも→良性腫瘍で良かったね。は何回か体験したし、三人に一人はガンでなくなるこの時代、自分や近しい人がなった時の心構えとしてとても心強い本だと思いました。
色んな情報を入れる前にまず心構えだよな、と。
そして病気に関わらず、生きていく課程で色々降り懸かる難問も、対処法を求める前に心構えだな、と。
弱ってるときに読んだらドカッと落ちるかな~とも思いましたが、逆に勇気をいただけました。

そろそろ懐かしの本友からもドカッと本が届くので楽しみですわ。

おやすみなさい。
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