一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

焼杉とジョリパット 続き

2011年09月26日 | エリンとママの家(東太田の住宅)


エリンとママの家の足場が外れました。

P9241056

以前、ご紹介したとおり

白い面のジョリパットは施主様にて施工されました。

一部、後日仕上げの部分が残ってますが

とてもきれいな仕上りです。


また黒い部分の焼杉との相性もバッチリでした。

P9241054

焼杉は、杉板の表面をバーナーであぶって炭化させています。

炭化した板は、耐久性や耐火性が高くなります。

(防火構造とするには、MOISSなど下地での対応は必需ですよ。)



もちろん表面的に処理した物ですので、年月と共に経年変化していきます。

新築のきれいなブラックも素敵ですが

将来の経年変化していく姿も、また楽しみなものです。

(私的には、早く経年変化してほしかったりして・・・ )



工業製品の経年変化には、塗り替えが必要ですが、

自然素材の場合の経年変化は、「味」や「愛着」となって受け入れてもらえます。


○○サイディングの様に、「5年・10年と変わらない美しさ」とはいきませんが

「年と共に変化していく美しさ」や、「年を重ねた事により更なる美しさ」が期待できます。


そして、このたびは その変化がなるべく均一に出る様に、

庇や軒の出の下など、雨風の当たりにくい所には、

別素材のジョリパットを採用してあります。


ランキングの応援お願いします。クリックしてね。
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ


最新の画像もっと見る