何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

時代を越えて ②

2018-05-17 12:00:00 | ひとりごと
「世代を越えて①」より

歴史的なお宝を、私のお粗末な写真と知識で記しては申し訳ないと、一度は掲載を諦めていた。
その気持ちを変えたのが、そう遠くない時期に発災しそうな南海トラフ地震の記事なので、名古屋城の締めくくりは、祈りをこめて「災害を乗り越えてきた日本」を書きたい。(参照、「那古野 名古屋 がんばれ」) 
大天守閣地階の入口を入ったところで来城者を迎えてくれる金シャチのレプリカ

鯱というと、名古屋城が有名だが、昨年の夏の「落雷により国宝・犬山城の鯱が破損した」というニュースは記憶に新しい。

平成になり何度となく大災害に見舞われ、最近では災害のニュースに触れると、沈み込むように気が滅入るのだが、この「時代を越えて②」を書くため、その後の犬山城の鯱について検索していると、いつの間にか、復元され設置されていたようだ。
しかも、話題となったおかげで犬山城の入場者数は史上最多となっただけでなく、これを契機に史実により忠実に復元できたという。
まさに「災い転じて福となす」といえそうだ。
(参照、「災い転じて福?国宝・犬山城、鯱の破損・復元の思わぬ効果」2/26(月) 18:09配信記事) 
     https://news.yahoo.co.jp/byline/otaketoshiyuki/20180226-00082082/

そうなのだ
日本はこれまで何度となく大災害に見舞われてきたが、その度ごとに立ちあがり、より前進してきたという歴史的事実がある。
その歴史的事実を伝える文化がある。
その歴史と文化こそが、未来を照らす指標となってくれると感じさせる本を思い出した。

それについては、またつづく


ところで、今年は季節が駆け足で過ぎていっているそうで、植物の植え付けも収穫の時期も、例年より一週間から10日ほど早いという。
以前は、夏野菜を植えるための土づくりや植え付けの時期をスケジュール帳のすみに記しており、それを参考に準備したものだが、近年は忙しく、猫の額の庭野菜作りは、お天道様のご機嫌に従うというよりは、自分の都合に左右されるので、昨年などの収穫は、ものの見事に惨敗という結果だった。
だから、というわけではないが、今年の夏野菜は一念発起して力を入れている(実際には、冬の葉物の目ん玉が飛び出るような値段に参ってしまったからだが・・・
そんな庭野菜のジャガイモが、可憐な花を咲かせている。

’’花より団子’’ とばかりの視線を送るには勿体ないような可愛い花なので、花言葉などあるのかと調べてみると、「慈善」「慈愛」「情け深い」「恩恵」などが、そうだという。
「なるほど、栄養豊富で様々な料理に重宝するジャガイモらしい花言葉だ」と感じる私は、やはり「花より団子」な人間なのだと思う。

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世代を越えて ① | トップ | 今、そして依所 »
最新の画像もっと見る

ひとりごと」カテゴリの最新記事