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茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

関東ふれあいの道 栃木2-3-4 その2

2019年09月26日 | Weblog
わたらせ渓谷鐵道「通洞駅」に降り立った僕。
秋の匂いがする風が、まだかろうじて緑を保っている木々を揺らしては通り過ぎていきます。

一番好きな季節の訪れに嬉しさと寂しさを感じながら、関東ふれあいの道の足跡をつなぐために今日はここまでやってきました。

1本路地に入ると、役目を終えた夏の日差しに代わって秋の陽射しがその勢いを負けじと浴びせてきます。
『なんかいい感じ。気持ちいい』

このまま舗装林道を登っていきます。
やがて木々は完全に僕を飲み込んでいきました。
足元は昨夜の雨で濡れていて、ぬめりが出ています。それほど人が入らない道なのでしょう。
さらにそこに苔が混じるようになった頃、砂利道に変わりました。
そして最後は土の登山道となります。

リス、サルが姿を見せて来ました。
サルは何か企んでいるような動きをするので、ちょっと怖いですね。
サルは集団で行動していたので、熊スプレーを片手にいざと言う時に備えました。
幸い何事もなく通過出来ました。

さらに詰めていくと建物が見えて来ました。
「古峰ヶ原ヒュッテ」です。
無人の避難小屋で、ここに来るのは2度目です。
あの時は「夕日岳」にも行ったんだよなー。

ヒュッテの前にあるベンチで少しだけ休憩しました。
すると鐘を鳴らす音が聞こえてきました。
「高原の鐘」といい、2016年の山の日に除幕式が開かれたらしいです。。

鐘を鳴らした御本人がいました。
70代ぐらいのご婦人でした。
とりあえず会釈をして挨拶します。

僕『こんにちはー』
婦人『こんにちは、どちかからいらしたの?』
僕『えーと、通洞駅から』
婦人『えー?8kmもあるじゃない』
そこにある標識を見ていいました。
僕『はい、今日はここまで行きます』と言って地図を指しました。
婦人『私は秋田から来たの。ずっと日本海をマイカーで』
僕『お一人で? でもなんで栃木に?』
婦人『知り合いがいるのよ。古峰神社にも行きたかったし。あなたも1人で?』
僕『そうです。こうやってあちこち歩いています。仕事で毎日朝から晩までお喋りしてるので、何も喋らない誰も見てない時間もいいかなーって』
婦人『わかるわー、私も主人も勝手にこうやって出かけてるの』
僕『それはお互い理解があっていいですね』
婦人『お互い違う人間なんだからやりたい事も違うのよ。私それでいいと思うの』

その後もお話は続き、最後は握手を求められました。
今日は何もなさそうな日だったのにこのタイミングでお会い出来て良かったです。
たぶんご婦人もこの話を別なところで話題にしていることでしょう。

先に進みます。

古峰神社までの道は以前歩いているので、今日はこのまま三枚石に向かいます。

誰にも会わない静けさが戻って来ました。

前日光牧場に出ました。
広大な牧場ですが、外に出ている牛の数は少なかったです。
さらに進むと横根山を経て井戸湿原に入りました。

井戸湿原は「小尾瀬」といわれており、標高1300mにひっそり広がる高層湿原です。
400種以上の植物が存在し、特に4~6月上旬にかけて野生ツツジの開花リレーが見られます。
近頃は野生動物の増加により植生に影響が出ています。

象の鼻展望台に到着するといきなりの雨になりました。
降るとは言っていたけれど、ちょっと予報より早かったですね。
傘でやり過ごしながら下山していきます。


その3へ続きます。
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