12月31日 昨日やっと畑の掘り起こしをして、令和2年の畑仕事を終了した。最後まで残っていた黒豆の収穫をしたのが1週間ほど前で、豆の実を収穫し終えた幹や葉の部分を畑に放置して乾燥させ燃やした。何もなくなったところをミニ耕運機で掘り起こした。畑や田んぼでの野焼きは原則ではお勧めではないようだが、多くの農家では毎年行っている伝統行事的なものとなっている。10月ごろ、収穫の終わった田んぼに残されたわら屑をあちこちの田んぼで野焼きをする煙が立ち上るのが年中行事となっている。風のある日は危険なので、雨の前日のような風のない日に燃やすようになっている。
畑の掘り起こしは、この後3月ごろに再度行い、その後4月、5月と作物の種を播く直前に雑草が生えだしたところを見計らって掘り起こすようにしている。
畑堀りを始めると、どこからともなく1~2羽のセキレイが飛んできて掘り上げた畑でエサを探し始める。土の中で冬越しをしていた虫の幼虫が目当てのようで、機械で掘り起こしている後を追いかけるようについてくる。たまにバッタなどが飛び出すことがあるが、それを隣の畑や木の枝にいたモズが、即座に飛びついて空中キャッチすることもある。目の前で鳥たちのたくましい姿を見ることができる。エサが少なくなったこの時期は鳥たちも必死なのだろう。
畑の中央部には10月に播いた小松菜とほうれん草が育っている。去年は暖かい日が続いて成長が良かったので、今年は11月の中旬にも播いてみたのだが、雨の降らない好天気が続き、おまけに12月に入って寒くなったので成長が止まってしまった。遅く播いた分は、4月ごろにならないと収穫できないのではないかと思っている。
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