桃とかなへび

いらっしゃいませ。

合奏の人

2018年05月21日 | ギターを弾く
4月に弦楽器の合奏団に入りました。
ギターパートです。
60人以上でギターは14人、大人数だと思います。

年に一度の定期演奏会に向けて、一年間練習をします。
練習がはじまるタイミングで入るのが一番いいとわかっていましたが、老後に備え少しでも早く入ろうと4月に入会しました。

合奏は月に3回で、毎回3時間半ほど、公民館などの公共施設で行われる。
ほとんど年配で男性は定年後の方ばかりだけど、長年演奏していて皆さん上手。

わかっちゃいたけど、たいして上手くないことに加え5カ月の遅れ、本当に大変です。
合奏は容赦ないテンポで進む。
曲も全部平行して練習するので、1曲集中にしたくても、なかなかそうしてはいられない。
そもそもyoutubeで曲を聞くところからなんで時間はかかる。

まだ全然弾けてないとはいえ合奏は楽しい。
指揮者は客員で、市民団体には高い要求がたくさんある。でもとても面白い。ここでこのパートに欲しいのはこんな音ですとか、緻密な音量調節とか、作曲家(もしくは時代)による強弱の幅とか、興味深く聞いている。しかし指揮者ってホントに言葉が大事なんだなあ。わかりやすく伝わらないと音に反映されない。
そんな合奏にもっとちゃんと関わりたくて練習している。

私は自分で弾くなら合奏が好きなのでナイロン弦のクラシックギター。クラシックなら探せば合奏の場はたくさんある。
ずっと前に弾いたスチール弦ギターは、デュオくらいならあるけどほとんど歌ものかソロギター、私には違うと気づいた。
ソロギターはとても素晴らしいし、ギターは一人でも弾けなきゃ話にならない。でも「私だけの音を聞いて欲しい」という気持ちには欠けている。性分なのだろう。
絶対勝つんだという気持ちが不可欠な対戦スポーツはもういいやと思ったことと、案外根は同じかもしれない。

こんな私に快く手を広げてくれた皆様に感謝し尊敬しつつ、私もはやく一人前の音を出したい。
あれこれできないから、ギターのレッスンは4月でやめました。習ったことは全て役に立つ基本だと信じて、しばらくはひたすら合奏のための練習をします。

も〜〜、大変なんです。
定期演奏会、今年は友人にも声かけないかもしれない。
来年はきっと宣伝するから、一度聞きに来てね。
あらかじめチケットをお渡しできれば無料だからさ。


この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バイトとヒデキ | トップ | リメンバーミー »

ギターを弾く」カテゴリの最新記事