Thinking of you

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今更ですが、ワールドカップ決勝

2006-07-13 00:46:20 | Weblog
忘れたわけでも見逃したわけでもなく、何だかスケジュールが押して書けなかった感想。
いっそ、書かないで終わらせちゃおうかとも思ったのですが、準決勝まで語っておきながら決勝を書かないなんて!と思ったので書いてみます。

好カードになった決勝は、さすがというべきかやはりというべきかヨーロッパ二カ国。イタリアvsフランス。
四年前の日韓ワールドカップが順狂わせだった分、今回は8強全部に納得できるものがあったような気がします。
試合自体は、面白かったですね。個人的には、決勝戦にふさわしく面白かったと思います。
ただ、今大会全般に言えるのですが、守備が堅い~。
もう、この守備をどうやって抉じ開けて点を取るんだ?!という感じ。フランスの見事なバックラインとかみちゃうと、もう感嘆の言葉しか出ない。
堅実な試合といってしまえばそれまでですが、だからこそ更に中盤からのゲームメイクと、それに対応できるFWがいるチームが勝てるのでしょうか。サッカーというのは本当に、チームプレーであると実感しました。どんなに個人技が優れていても、結局はチームプレイなんだと。

さて、決勝の試合に関して語るとなるとゲームよりも、ジダン退場の事件のほうがクローズアップされちゃっている気がする昨今。事実確認後、ジダンのMVPも剥奪されるかもしれないとの事。
誤解を恐れずに書くならば、あれは何があってもレッドカードでしょう。はぁ~?何が起こったんだ?ぐらいに信じられないものを観たという感じです。
今、ジダンのバックグラウンドが出てきて、試合の当日にお母さんが入院したとか、サッカーを教えてくれた恩師が数日前に亡くなったとかで精神的にも来ていたものがあったとかの報道もあります。人種差別的な発言をされたせいでというのもあり、その全てに納得できます。が、それでもサッカー選手としてはいけなかったでしょう。特に、暴力で返すなんてもってのほかです。
せっかくの四年に一度のサッカーの祭典で、起こって欲しくない事件でした。今回は特に、後半はジダンのためのW杯って感じだったから尚更。
そして、更に誤解を恐れずに書くならば、熱くなって見境なくなっちゃうほど、試合にのめり込んでしまったジダンを、何だか更に好きになってしまった私なのでした。
結局、どっちなんだよ!と、怒られそうですけどね(笑)

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