祈願成就

『祈願成就心得。　　　　　　　　　　朝昼晩、春夏秋冬、喜怒哀楽、いつ如何なる時も所構わず気に成らず、十善戒善身善口善意を以って、神仏祖霊天地自然万物万霊万民父母に感謝し世界平和興隆繁栄を祈願し奉る。　　　　　　　　　己の希望、心より祈り念じ信じ誓い想い観る記憶する。

物、事、人、自然、自由自在想うがまま望むがまま言うがままには成らず。　　　　　　　　　　　現在過去未来、地力適材適所、水力流量速度、火力熱量強さ大きさ、風力順逆速度、空力星晴曇雨雪、上下左右前後裏表を想い定め観て決断す。

手を合わす、手を組む、手を上げる、手を下す、手を離す、手を切る、手を打つ。　　　　　　　　　　　　　　　　　足並み揃えるに、同じ方位に向かう、身内仲間内、同世代、同時代を合わせ活かし合い同志とし絆深め繋げ絵図描き時機を迎える。
　　　　　　　　　理想現実、冷静冷徹比較対照し、現場の実態状況を把握し、機に臨み変に応じ対処する。　　　　　　　　　　　
訓則、掟、風習気質、けじめ、筋道、情非情、是非を掛けて答出す。

身贔屓過保護庇い立て捨て、道理貫徹、寛容寛大、問答無用一刀両断を測り定める。

座禅瞑想呼吸法、真言観誦、読経写経写仏、遍路巡礼の功徳を以って、姿勢を整え言葉を整え心を整え、肝据わらせ誠意を以って事に当たる。

此処に神仏祖霊の御加護を受け謹み敬って申す。

州堂 合掌 』


南無