『第一二七条・利を人に譲りて、害を己れに受くるは、是れ譲なり。
美を人に推(お)して、醜を己に取るは、是れ謙なり。
謙の反を驕と為し、譲の反を争と為す。
驕争は是れ身を亡ぼすの始めなり。
戒めざる可(べ)けんや。
(言志四録・佐藤一斎より抜粋)』
☆意訳
利益を人に譲って、損害を自分で引き受けるのが「譲」である。
よいことを人に推し譲り、悪いことは自分で受けるのが「謙」である。
これとは反対に、よいほうを自分が取り、悪いほうを人に押しつけるのは「驕」という。
また譲の反対で、利益を自分が取り、損益を相手に与えるのを「争」という。
この驕争は身を滅ぼすもととなるので、戒めなければならない。
美を人に推(お)して、醜を己に取るは、是れ謙なり。
謙の反を驕と為し、譲の反を争と為す。
驕争は是れ身を亡ぼすの始めなり。
戒めざる可(べ)けんや。
(言志四録・佐藤一斎より抜粋)』
☆意訳
利益を人に譲って、損害を自分で引き受けるのが「譲」である。
よいことを人に推し譲り、悪いことは自分で受けるのが「謙」である。
これとは反対に、よいほうを自分が取り、悪いほうを人に押しつけるのは「驕」という。
また譲の反対で、利益を自分が取り、損益を相手に与えるのを「争」という。
この驕争は身を滅ぼすもととなるので、戒めなければならない。
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