新雪の眩しさに思わず目を細めて見上げる空、こんなにも碧かったのだと今さらながら感嘆するオラ。
数日続いた吹雪が止んで、奥羽の山々がくっきりと遠望できる冬晴れの一日。
その山麓には各スキー場のコースが鮮やかに浮かび上がり、そこには夕暮れと共にオレンジ色のナイター照明が灯るのであろう。
近隣のリンゴ農家では、深雪に脚をとられながらの辛い選定作業が続く。
オラは切り落とした枝の幾つかをもらい受け、持ち帰って冷蔵庫に保存する。
新芽が動き出す前に我が家のリンゴに接木するのである。
今日はカカァがお食事会とやらで街へ出かけていったので、オラは一人寂しくカップラ昼食。
一日中穏やかな天気のようだったし、岩洞湖へ出かけるべきだったかも・・・。