ウニの口開けがなくなって暇になったオラは、前回のリベンジを果たすべく久慈川へ。
40数Kmをかっ飛んできたものの、空模様が極めて怪しい。
天然モノだと言うオトリを調達し、釣り支度を始める頃にはもうポツポツと雨が落ちてきた。
この分では2時間程度しか出来そうにない。
15~20センチの野アユは数10匹の塊りとなって、チャラ瀬の中を揉み合いながら通り過ぎる。
群れが通り過ぎたその流れの中には、縄張りを主張する野アユの姿など全く見られない。
今日の久慈川もまた、他河川の例に漏れず、アユ師泣かせの状況だ。
・・・不安、本日もまた最初の1尾を獲れずにギブアップするのか。
追いアユの姿など全く見えない中にあって、騙し騙しのカミ泳がせが続く。
1時間後、2匹目のオトリも疲れ果て活動限界を示す。
しかし一瞬群れアユとの出会いがしら、奇跡的に鈎掛かりするも、浅掛かりから痛恨の宙バレ。
再びよれよれオトリでチャラ瀬の中を引きずり回すこと30分、ついに待望の1尾が・・・。
これで循環がスタートすると喜んだが、オトリが替わっても状況の好転はなく、時速1~2尾の辛い時間だけが流れる。
雨は降ったり止んだり・・・、手の甲をブヨに食われて痒いし。
それから2時間、対岸ヘチで16センチ、瀬の芯から20センチなど、やっとの思いで6尾を追加したところで、雨の強まる中12:30納竿とした。