LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

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飛騨の年越し

2011-01-01 10:28:35 | Weblog
新年、明けましておめでとうございます。

大晦日に降り積もった雪が、キラキラ眩しい晴天の元旦です。

飛騨地方では、「年とり」といって、大晦日の夕げに年越しのご馳走を頂きます。
珍しいというか、気が早いというか、3日がかりで作ったおせち料理とリンクする何品かを
早々と大晦日の夜に、年越し蕎麦に先駆けて頂くのです。

新年を迎えることに先んじて、年を越すことができたことこそ
なによりめでたい、と考えたのでしょうか。

飛騨の「年とり料理」をご紹介します。

まずは器の準備。
大正時代から4代にわたって使っているのがこちらの器。



飛騨地方に伝わる「渋草焼」や、「伊万里焼」の古いお皿です。

こちらはお椀の入った箱。



一客づつ古い紙に包んでしまわれている器を、一年に一度だけ取り出します。



鶴と亀甲の蒔絵が蓋の裏側に施された、珍しい椀です。

料理を頂く前には、必ず神棚と仏壇にお参りするのが
昔からの習わしになっています。



並んだ料理がこちら。



黒豆、田作り、数の子の三品盛りなどの典型的おせち料理や、
お刺身、いくらの醤油漬け。
そしてお吸い物の具は、ふぐの白子豆腐に三つ葉と贅沢です。

飛騨の郷土色があふれた一皿がこちら。



真っ黒なものは、きのこを干したもので、「じこう」といいます。
画室に秋からずっとぶらさげられて、部屋中に芳香を放っていた干しきのこが
晴れてご馳走の一品になりました。
芳醇な味は、「飛騨のトリュフュ」といってもいいくらいだと思います。

飛騨独特の一品がこちら。

「塩鰤」(しおぶり)です。



出世魚の鰤は、この地方ではおめでたい魚とされていました。
日本海で塩にして、山を越えて飛騨に到着するころには、
ちょうどいい塩加減になっているので、
昔から、鰤が運ばれる富山から飛騨へと通る道は
「鰤街道」と呼ばれていました。

油がすごいので、カロリーはさぞかし高いと思い、
小さめの切り身を頂きました。

茶碗蒸しには、かに、かしわ、百合の根、ぎんなんのほかに
飛騨の干しきのこ「しばかぶれ」が入っているところがオリジナルです。



そして最後に、赤蕪とだいこんの漬物です。



12月の初め頃に漬けて、約一カ月。
家族が待ちに待った、冬のごちそうです。

このあとは、さんざん飲み続け
閉めに年越しそばを頂いたのですが、
写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。

ダラダラと飲みながら「紅白歌合戦」と「ゆく年くる年」を見て年を越した後は、
氏神様に深夜の初詣に行きました。



ジャンル:
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2 コメント

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寒そうです。 (‥kousaku!)
2011-01-02 19:41:53
というか寒いのでしょうね。

今年はまだ雪は見ていませんが、もうガンガンに
降っているのですね。

私は寒いのが苦手なので見ているだけで凍えそうです。
カゼなど引かれませんように‥‥v( ̄▽ ̄;)v
kousakuさんへ (ながい)
2011-01-03 12:26:26
雪がないと正月らしくない、
というのが高山です。

寒いのは苦手ではないのですが、
ちょっと風邪をひいてしまいました。
kousakuさんもお気をつけくださいね。

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