LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

道具箱の修理Vol.6

2014-02-11 22:39:08 | 骨董
道具を修理する方法をいろんな先輩に教えてもらいながら、
スキルが徐々にアップしていくのが楽しくて、
もう完全に修理にハマってしまいました。

次から次と道具を直す日々が続いているのを一挙にご紹介しています。

接着が緩んだ道具を接着しなおすときに「旗がねを使うといいよ。」と教えてもらい、
ホームセンターで「旗がね」というものを買いました。

こちらが私が買った「旗がね」です。



いろんな大きさのものがありますが、椅子を直すときに使えるよう大きいものを買いました。

こちらは、接着が緩んで板が完全に外れてしまった道具箱です。



昔の家具で、経年で木が縮んで接合が合わなくなっているものを見ることがあります。

こうなったらやせてしまった部分に材を盛るしかありません。



筆とヒゴで接着剤を塗り、板を当てがって、板をもとあった個所に接着します。

接着が乾くまで、旗がねで締めます。

どうにか直り、抽斗もこのようにスムーズに開け閉めできるようになりました。



木目が美しく、金物も欠損しないで揃っています。



今はもう作られていない昔の形のお針箱。
抽斗のサイズといい、くけ台を仕込んだ仕様といい、よく考えられた優れたデザインです。

針仕事の好きな方に、使っていただきたいと思っています。











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