LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

ティファニーで朝食を

2008-07-16 04:06:27 | Weblog
好きな女優さんは?と聞かれると、
「オードリー・ヘップバーンとマギー・チャンが好きです。」と答えています。
二人の出演している映画は、ほとんど見ていますが、
オードリー・ヘップバーンの出ている映画で好きなのは
”麗しのサブリナ”と、”パリの恋人”と、”ティファニーで朝食を”の3本です。

私のオードリー好きを知っている友人が、あるとき一冊の写真集をプレゼントしてくれました。
こちらがその本です。



ティファニーのコーポレートカラーのサックスブルーが表紙に使われた
洒落たブックデザインで、お気に入りの本のナンバーワンなのでおもわず紹介しちゃいます。

私にとって、オードリー・ヘップバーンの映画を見る楽しさの一つは、ファッションを見ることにあります。
女性ならだれでも憧れるようなファッションに身を包んだオードリーが、この写真集で見られます。

あるときは黒のカクテルドレスにフェイクパールを身につけていたり、
またあるときはオペラピンクのドレスにティアラと大きな黒いサングラスを合わせていたり、
サーモンピンクのリボンを結んだものすごく大きな黒い帽子を目深にかぶっていたり、
ブランケットを巻きつけたようなラップドレスにシガレットホルダーを持っていたりするんですが、
どのオードリーもチャーミングそのもので流行に左右されないオリジナルさに溢れています。

”ティファニーで朝食を”のファッションはジバンシーが担当していました。
オードリーがファッションにおいて鋭い直感を持った天才的な女性だったということは、
デザイナーであるジバンンシーも認めてたようです。

”ティファニーで朝食を”には、大好きなかわいいシーンがいくつかあります。

アイマスクをして眠っていると電話が鳴ります。(目とまつげの付いたものすごく面白いアイマスクです。)
アイマスクを外して電話を取るんですが、なぜか電話はトランクの中にしまってあります。
それとか、キッチンのシーンなんですが、キャビネットの上のものを取るのに
引き出しを一つ二つ引き出してそれを階段のように上ったかと思うと
インスタントコーヒーの瓶を取り、残り少なくなったコーヒーの瓶に直接お湯を入れて飲んじゃったりするシーンもありました
ブカブカのセーターを着て、なにやら長いものを編み棒で編んでいるかと思うと
その毛糸はズーッと上の方に登っていって、壁の照明のガラスの中に入っていって
毛糸だまがコロコロ回っている・・・なんてシーンもありました。
ポール・バージャックと二人で犬と猫のお面を被て盗みをするシーンは有名です。
それと、忘れられないのは公園のシーンです。
セントラルパークを歩きながら、ポールがクラッカージャックというキャラメルポップコーンのスナックを食べるんですが、
その中におまけが入っています。
そのおまけというのはプラスチックの指輪なんですが、ポールはその指輪をなんとティファニーのお店で
「これにイニシアルを刻んでくれないかな。」とたのみます。
すると年老いた店員は、「わたしどもの店では取り扱わない品ですが・・・。やってみましょう。」と引き受けてしまいます。
するとホリー(オードリー)は、「ティファニーって、なんて素敵な店なの。」と大はしゃぎするのです。

お茶目で、おしゃれで、ロマンチックな忘れられないシーンがいっぱいの
私の青春の一作といえる名画です。



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