LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

道具箱の修理Vol.2

2014-02-11 14:45:27 | 骨董
私はどうも箱が好きなようです。
何かはっきりとした用途の目的があって作られた古い箱を見ると、
壊れていようが、汚れていようが素通り出来ず、
ことごとく買ってしまうのです。

こちらの箱は、以前に調布のガレージセールさんで見つけたものです。

残念なことに、金具が一個取れて無くなっていました。



でも、荒垣商店の抽斗についていた真鍮の取っ手が、
奇跡のようにぴったりだったのです。
ビスの穴も1mmと違わず、ドンピシャだったんですから。



私は、古いおうちからいろんなものを取り外したときに出る、古いビスなどを大切に取っています。



穴の大きさに合った取っ手にぴったりの真鍮のビスをねじ込むとき、
私はえも言われぬ恍惚感にひたります。

こ汚い古いビスを、あの時捨てないで「取っていて本当に良かった!」

箱を買った時、中に汚いバンドが入っていました。

「なんだろ、このバンド?」とその時思いました。
まさか使うことはないやろうけど、箱に付属であったのだから、
なんかの意味はあるんだろうと思って、やはり捨てられないでいました。

真鍮の取っ手を取り付けたら、バンドを通してみたくなりました。

こちらがバンドを通した状態。



バンドを通した瞬間、私には真相が見えました。

この箱はアウトドアで使われていたのではなかろうか。
持ち運びができるように、バンドが付いていたんです。

中は2層3層にものが入るようになっています。



これきっと、釣り道具入れだったに違いありません。

持ち運ぶのに最適です。

これから、出張ワークショップの時に、道具一式を運ぶことができる箱です。
バンドでもって肩からかけて移動可能できる、優れた、いかした道具箱です!









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