LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

大根一本、捨てるところなく、全部食べつくす。

2016-02-03 09:58:50 | エコロジー
一人暮らしなので、大根一本食べるが大変です。

葉っぱ付きの大根をいただきました。



湯がいて、細かく刻み、固く絞って、刻み生姜と炒り胡麻、塩を混ぜ合わせます。

ご飯に混ぜて、菜っ葉飯の握り飯を作ります。



お供は、梅と和えた即席漬けと、味噌汁。

一汁一菜の朝ごはんです。

まず作るのは、ふろふき大根です。



米のとぎ汁で煮てから、昆布を敷いて圧力鍋で煮ます。

柚子味噌を作り、柚子の皮を、あしらいます。



柚子一個の皮は、松葉などに切って冷凍しておけば、数か月楽しめます。

ふろふき大根は、翌日おでんにします。



大量の大根を煮たら、皮を刻んできんぴらを作ります。



炒って、ごま油と炒り胡麻をかけます。

風味がいいので、大好物です。

さらに、食べきれないほどの皮は、干して切干にします。



油揚げ、唐辛子と煮て、切干大根の煮物にします。



大根のしっぽのところは、漬物にします。



銀杏(いちょう)に切って、一昼夜干したら、
醤油、蜂蜜、辛子であえて漬けます。



一週間後、おいしいツボ漬けができます。



こうして、大根一本、全部食べつくします。

最初は「もったいないから。」とか「節約になる。」という意識でやっていたのですが、
葉っぱも皮も、美味しくて、実にはない味わいがあるので、「美味しいから。」「好きだから。」食べています。

もはやこれが習慣となり、当たり前のことのようになってしまいました。

そしてこのことを、最高の美徳だと思っています。