エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

ろうそく出せ~

2008-08-08 10:10:19 | Weblog
昨晩は「ろうそく出せ」という日だったみたいです。
札幌だけかな、北海道だけかな、日本でやっているのかな。
子供が各家に行脚し、「ろーそくだせー、だーせぇよー」って歌う。
子供たちが集団で練り歩き、一軒ずつ歌いながらあるものをもらう。

昔は・・・

「ろうそく出せ」なので、各家では「ロウソク」を配っていた。
それをお家のおばあちゃんに渡し、おばあちゃんから褒められたものだ。
太いロウソク、細いロウソク、子供ながらに本数を競っていた。
でも、年々ロウソクを渡す人も少なくなり・・・現在・・・

お菓子だけじゃん(笑)

中1、小3の息子が、周囲の友人と共に昨晩練り歩いた。
今朝それをみると、全部「お菓子」!!!
時代は大きく変わりました。
昔もいたけど、現在は近所付き合いが疎遠になり、ずらす家も。
電気を消し、居ないことをアピールする(笑)

昔は、子供たちのほとんどが町内を練り歩いたけど、今は少ない。
「ろーそくだーせー」じゃなく、「おかしーだーせー」な今。
歌を変えたほうがいいような(笑)

この伝統は、子供が大人と話す機会でもあり、
知らない人とコミュニケーションをとる時間でもある。
これって、青少年育成という観点では素晴らしい伝統。
次の世代へ、うまく橋渡ししてほしい。

大人が面倒くさがったり、居留守を使ったり、これじゃ×!!
お菓子でも何でもいいので、コミュニケーションをとってほしい。
地域で会話が弾み、物怖じしない子供が増えてほしい。



でも、冷静に考えてみると・・・
知らない人の家の前で大声で歌う子供・・・
子供はお菓子が目的とはいえ、たくましいです(笑)

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