エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

北海道外の指導(夢のお手伝い)

2007-07-03 16:04:33 | Weblog
某高校の野球指導を急遽担当する。

北海道外のチームである。岐阜以来2校目。実に少ない回数。
ノウハウは使う人により、大きくなる。
感覚とか、センスとか、感受性とか様々な受け側の要素が大きく左右。
仮に思い描く成果が出なくても、得るものは大きい。
なぜならば、、、

勝つ方法を伝授するがそこには真理がないからだ!

一見おかしいと思える上文。しかし的を得ている。
勝つだけが野球じゃない。負けても大きなものを得る。
どうせやるなら勝って得たほうが良い。でも負けも良い。

どっちでも成果は大きいということだ!
準備段階である程度決まり、それに対して結果が出たときに、
後悔&納得するのだ。一瞬は結果に対し喜怒哀楽する。
けど、その一瞬が過ぎれば、過去の自分の行動を見つめる。
この時間のほうが大きい。エントモはプロセスを重視する。
プロセスほどすべて。プロセスがしっかりしていれば成果は大きい。

成果を先に考えると、プロセスより目先に走るのが人間。
これじゃ結果は臨めない。その考え方、心構えを伝える。

来週の週末にその高校へといく。
大会初日の試合も観戦する。監督の志も高い。かなり高い。
エントモの予備知識は「考える野球」(エントモ著書)のみ。
それでも呼ぶ行動力。北海道より北海道外のほうが熱いかも。

「エントモをどう利用するか」

自分が指導者なら絶対に考える。
我流、今までの先入観・固定観念。これで大成功してるなら良い。
でも、そうじゃないならどこでスイッチを切り替える?
人に聞くことが恥ずかしい。自分のプライドがある。
そんな人は自分本位の指導者だ。

何のために指導している?

自分のため?選手のため?自分に矢印が向いている人は行動しない。
選手のためになれば、いかなることに対してもアンテナを立てる。
その方は、アンテナを立ててそして行動した。これは凄いことだ!
ちょっとした予定を順延し、その心意気に乗る。

そのチームは県大会ベスト4。
たまに一番。甲子園の補欠校にもなる学校だ。
どうして甲子園に行けないのか?
不運なだけか?運だけじゃない。
ツキを呼び寄せつつ、戦略もしっかり心もしっかりしないといけない。

今回は短時間で準備を強いられる。しかし短時間だからこそ面白い。
甲子園で’短時間’には慣れている。望むところだ!!

今後増えていくだろう北海道外のサポート。
北海道・・・熱い指導者が増えて欲しいところだ・・

夢のお手伝い!ワクワクする!!!

http://www12.plala.or.jp/endou27/