もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

150215 衆参両院の「テロ非難決議」を非難する!「テロの本質」を真面目に語る政治家はいないのか!

 真面目に「テロの本質」を考えれば、その原因が、決して宗教の違いにあるのではなく、世界的に広がる富の偏在、極端な格差拡大、差別構造の継承、及びパレスチナ問題、それらによる<若者たちの絶望>にあることは、実は誰もがわかっていることだろう! それを「世界には凶悪なテロリストが大勢いて、こいつらを叩き潰せばテロが無くなる」なんて話に無理やりすり替えている。誰も、「テロの本質が、日本・世界の社会構造が抱える富の偏在・格差の拡大及びパレスチナ問題の<野放し状態>にこそある」という本質を語らないし、見させようとしない。そして、凶悪なテロリストへの恐怖ばかりを煽りたてている。これはまさにオーウェルの「一九八四年」の世界と同じだ。今回の国会の「テロ非難決議」に社民党・共産党まで加わっていたのには、あきれ果てた。「誰も本質を見ようとしない。」「武力で世界中の<絶望した若者たち>を封じ込めるべきではないし、不可能だ!」

秋原葉月さん「Afternoon Cafe」ブログから

※(1)「もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」byヘルマン・ゲーリング ※(2)いつの時代も大衆をファシズムに煽動する手口は同じ。なのに同じ手口に何度も騙されるのは過去に学んでいないから。格差を広げ、セイフティネットを破壊し、冷徹な自己責任論が横行する社会を継続させるのは簡単だ。今よりもっと格差を広げ、セイフティネットを破壊する政策をとればよい。そうすれば人々に自己責任論がもっと浸透し、草の根から勝手に右傾化してくれる。

辺見庸さんのブログから

・権力をあまりに人格的にとらえるのはどうかとおもう。口にするのもおぞましいドブの目をしたあの男を、ヒステリックに名指しでののしれば、反権力的そぶりになるとかんがえるのは、ドブの目をしたあの男とあまり変わらない、低い知性のあらわれである。権力の空間は、じつのところ、非人格的なのだ。だからてごわい。中心はドブの目をしたあの男=安倍晋三であるかにみえて、そうではない。ドブの目をしたあの男はひとつの(倒錯的な)社会心理学的な表象ではありえても、それを斃せば事態が革命的に変化するようなシロモノではない。権力には固定的な中心はなく、かくじつに「われわれ」をふくむ周縁があるだけだ。ドブの目をしたあの男は、陋劣な知性とふるまいで「われわれ」をいらだたせ、怒らせるとともに、「われわれ」をして社会心理学的に(かれを)蔑視せしめ、またそのことにより、「われわれ」が「われわれ」であることに無意識に満足もさせているのかもしれない。ところで、「われわれ」の内面には、濃淡の差こそあれ、ドブの目をしたあの男の貧寒とした影が棲んでいるのだ。戦争は、むろん、そう遠くない。そう切実にかんじられるかどうか。いざ戦争がはじまったら、反戦運動が愛国運動化する公算が大である。そう切実に予感できるかどうか。研ぎすまされた感性がいる。せむしの侏儒との「ふるいつきあい」がベンヤミンのなにかを決定した。そう直観できたアレントほどするどくはなくても、研ぎすまされた感性がいる。けふコビトがきた。ミスドにいった。(2015/11/11)

171111 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。バブルも戦争も忘れて繰り返すアベのニッポン!チャチャチャ。

2017年11月11日 13時01分11秒 | 時代の記憶
11月11日(土):

<正しさ>と<分かりやすさ>の戦いは、今が良ければそれでいい!<分かりやすさ>が勝つ。そして、国家も社会も滅びへ向かう。

 日刊ゲンダイ2017年11月10日

171111 座間市の猟奇殺人事件<報道のあり方>に、ぬぐえぬ疑問がある。なぜ実名や写真を公表するのか。

2017年11月11日 12時43分43秒 | 徒然・雑感
11月11日(土):

神奈川県座間市の猟奇殺人事件報道のあり方について、ぬぐえぬ疑問がある。被害者全員の名前が確認できた事実の報道は必要だが、なぜ実名や写真を公表するのか。あまつさえ、被害者や家族の人間関係・プライバシーまで暴露して騒ぎ立てるのか。異様な風景だ。

世間の目を自民党の公約違反やモリ・カケをはじめとする政治の本質的な問題からそらすために、政府の意思を<忖度>してやっているのか。「死人に口なし」。この問題なら、どんなに騒ぎ立てても文句は出ないし、金もかからないで話題を呼べるってか。

被害者や家族・近しい人々の悲しみに寄り添い、そっと人権に配慮する感性はないのか。もっとやるべきことがあるだろう。もっと闘うべき相手がいるだろう。もっと投げかけるべき大事な問題があるだろう。日本の報道・マスコミはそこまで腐り果てているのか?! ご臨終だね。チーン…。

171109 痛快!むちゃくちゃ面白い!大好き❤:【異議あり】日本史を二分するのは「北条時代」だ 時代区分を見直す中世史家、保立道久さん

2017年11月09日 23時00分02秒 | 考える資料
11月9日(木):    
朝日デジタル【異議あり】日本史を二分するのは「北条時代」だ 時代区分を見直す中世史家、保立道久さん
                      2017年11月9日05時00分
  歴史には時代区分がある。だが、日本史で一般的に使われる「平安」も「鎌倉」も「室町」も問題だと指摘し、新たな区分を提案する歴史家が現れた。名付けを見直し、区切る事件を変える。歴史の大きな流れが理解しやすくなるというのだ。明治以前を「古墳→大和(やまと)→山城(やましろ)→北条→足利→織豊(しょくほう)→徳川」にすべきだ、というそのわけは。

 ■王権の拠点→武家の氏族名で、大きな流れ理解しやすく
  ――時代区分を変える必要などあるのでしょうか。
  「時代区分は、歴史を少しでも分かりやすくするための印です。学界も習慣的に使っていますが、社会への影響が大きく、もっと深く考えるべきだと思いました」
  「ヨーロッパや中国などの外国は、王朝交代で時代を区切ります。日本の天皇は『万世一系』ですから難しいのですが、前近代の政治の中心は王権です。王権の変化で区切るほかありません」
  ――では、最初の王権はいつできたのでしょうか。
  「3世紀初頭、邪馬台国の卑弥呼の時代と考えます。その頃、前方後円墳の原型といえる古墳が纒向(まきむく)(奈良県桜井市)に営まれ始めた。そこで従来3世紀末か4世紀初めとされる古墳時代の開始を、邪馬台国の成立時とします」
  「前方後円墳は、つぼを横倒しにして半分埋めた形なんです。後円部に埋葬された人の魂が、つぼのくびである前方部を抜けて天に飛翔(ひしょう)します。こういう神話を信じた人たちが邪馬台国をつくった。古墳時代は神話時代です。ただ、その神話は天皇家のものとは限りません」
  ――古墳時代の次は大和時代となっていますが、どこで区切るのでしょうか。
  「大王の血筋が確定して後の天皇家の世襲が始まり、大和(奈良県の旧称)に都が置かれるのが6世紀半ばの欽明大王の時期です。それ以後が大和時代です。古墳時代の大王の根拠地は、大和よりも近畿中枢の淀川水系や河内(大阪府東部)でした」
  「欽明の次の敏達で前方後円墳の造営も最後となり、神話時代が終わって文明化の時代になります。これを天皇家が推進したわけです。文明化はいわゆる奈良時代に始まったと考えがちですが、もっと前からだと思います」
     *
  ――名称に違和感があるのが山城時代です。京都府南部の旧称ではありますが、平安時代でいいのでは?
  「784年に平城京(奈良市など)から山背(やましろ)国長岡(京都府長岡京市など)へ遷都します。その10年後、すぐ北に再遷都して左京・右京をもつ平安京を作ろうとした。しかし、右京に住む王族・貴族は激しい政争で没落し、すぐに右京は荒れ果て、平安京というものはなくなったんですね。むしろ大津、宇治、大山崎などを結んだ『山城京』というべき都市を拠点にする王権でした。そこで大和時代を長岡京遷都で終わらせ、以後を山城時代とします」
  「大和・山城の二つの時代を学校で扱う時は、王家の文明化のエネルギーが大きかっただけに、内紛も激しかったことを教えるべきです。いわゆる平安時代って政治的には少しも平安じゃない。大地震が頻発したことも必ず伝えなければなりません」
  ――続く北条時代は鎌倉時代の言いかえですか。
  「始まりが違います。時代が決定的に変化するのは、武家の源頼朝が征夷大将軍になった1192年ではなく、1221年の承久の乱、後鳥羽上皇が起こしたクーデターです。ここで覇権を握ったのは武家の北条氏で、上皇は軍事権を失って隠岐に流されました。頼朝は平清盛とは異なる性格の武家で新しい世の中をつくったとされますが、2人とも京都出身で本質的な区別はできません」
  ――承久の乱の前に源氏は断絶していますが、2代将軍の頼家を殺したのは北条氏です。北条時代では正統性に欠けませんか。
  「当時もそう思われていたでしょう(笑)。だから北条泰時は武家の法典として御成敗式目を制定して、『徳政』を称しました。しかし実際には武力がすべて。北条政権は約110年続いた強力な全国軍事政権でした。貴族の経済的基盤だった荘園を握り、武家荘園制に変えた。北条氏は東国を拠点とした『武臣王』といえる存在です。鎌倉時代という呼称はこの事実を無視し、もっぱら頼朝のイメージで時代を考える結果をもたらします。これはまずい」
  「北条時代で日本史は二分されます。それ以前は西国中心の国家が文明を受け入れ、天皇家が名実ともに王でした。だから王権の拠点で大和、山城と時代を分けました。ところが源平合戦で東国国家が成立し、承久の乱をへて北条氏が全国を支配する。以後、天皇家は伝統的な王家として残りますが、武家の全国軍事支配ができています。武家国家の成立です。時代区分も武臣王の氏族名がよい。北条時代の次は足利時代。安土桃山時代ではなく、織田信長と豊臣秀吉から織豊時代。江戸時代は徳川時代です」
     *
  ――足利時代の前に南北朝時代はないのですか。
  「建武の新政の後醍醐天皇は、後鳥羽と同じように西軍を率いて足利氏と戦うのですが、敗北して天皇家は軍事権を完全に失います。勝利者の足利氏は、史料でも王と自称しています。なので南北朝も足利時代でいい。また、南朝と北朝の分裂は天皇家のお家の事情というところもあり、足利氏は常に南朝を敵視したわけではありません」
  ――室町時代ではいけないのですか。
 「室町は足利義満の室町御所から採ったのですが、幕府があった場所は室町だけではありません。昭和の初めまでは足利時代という用語が普通でした。皇国史観の中で足利氏が『逆賊』として嫌がられて室町時代の使用が増え、それが続いているだけです」
  ――戦国時代も足利時代ですか。
  「いわゆる戦国時代は足利時代末期の無王の時代です。15世紀に、享徳の乱といわれる関東の足利武王家(関東公方)の内戦と、西国の足利武王家の内戦である応仁の乱が起こりました。東西に内戦があり、実質的に王がいなくなっていました」
  ――徳川時代もあまり聞きません。
  「私も最近まで知らなかったのですが、関西の歴史家には江戸時代でなく徳川時代という人も多いです。徳川家康もやはり関ケ原の東西合戦に勝って全国を支配します」
  ――東西の内戦にこだわりすぎではありませんか。
  「明治以前は、東西合戦で国家と政治の構造が決まっていたのです。徳川時代も戊辰戦争の東西内戦で終わりました。徳川幕府は東から京都を押さえたのですが、西南雄藩が西から京都を押さえて天皇家を担ぎ、西が勝った。東西の合戦をみていくと、政治の構造の中に天皇の位置が浮かび上がってきます」
  ――提案は受け入れられるでしょうか。
  「現状では孤立した意見だろうと思います。学界の賛同を得るには、この時代区分で日本の通史を書いてみる必要があるでしょうね」
     ◇
 ほたてみちひさ 68歳 1948年生まれ。東京大学名誉教授(元史料編纂〈へんさん〉所長)。専攻は日本中世史。時代区分論は、主著の「中世の国土高権と天皇・武家」や、共著「歴史学が挑んだ課題」(歴史科学協議会編)に所収の論文「日本前近代の国家と天皇」に記した。

 ■取材を終えて
  日本史を二分し、天皇が支配した前半はその拠点から、武家が権力を握った後半はその氏族名から時代を名付ける、という提案は明快だ。そもそも学習指導要領には「古代」「中世」など大づかみな時代区分しか見当たらない。新しい時代区分を議論するのは自由だし、教育的な意義もあるだろう。ぜひこの時代区分で通史を書いてほしい。チャレンジする歴史家も本当に少なくなったのだから。 (編集委員・村山正司)

171108 110万PV超:

2017年11月09日 16時40分20秒 | 閲覧数 記録
11月8日(水): 記録ですm(_ _)m。ブログの開設から2223日。  

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171107 トランプのポチになり果てた残念過ぎる日本の総理大臣。事大主義の道化師、国際社会の笑い者。

2017年11月08日 01時53分44秒 | 時代の記憶
11月7日(火):  
The Telegraph日本のイヴァンカ人気は「ファンタジー」 働く女性の現実と著しい隔たり  11/7(火) 8:31配信
  *東京都内で国際女性会議WAW!に出席したイヴァンカ・トランプ大統領補佐官(右)と安倍晋三首相(2017年11月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/KIM KYUNG-HOON
【記者:Danielle Demetriou】
  11月初旬、日本は「イヴァンカ・フィーバー」に沸いた。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領就任後初のアジア歴訪に先駆けて2日、同氏の長女で大統領補佐官のイヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)氏(36)が東京を訪れ、短い滞在日程の間に大きな話題を集めた。
  最近実施されたある世論調査では、日本人のトランプ大統領への信頼度は24%という低さだった。トランプ氏よりも一足先にイヴァンカ氏が来日したことには、戦略的なウオーミングアップの狙いがおそらく込められていたはずだ。
  イヴァンカ氏の来日に日本のメディアは熱狂。成田国際空港でセレブ風の大きめのサングラスを掛けた同氏がほほ笑みながら手を振って歩く様子はさまざまなメディアで伝えられ、普段は堅苦しい警視庁も、イヴァンカ氏来日に合わせ、女性要人の身辺警護を行う女性警戒部隊を新たに設立したと報じられた。
  日本で幅広い人気を集めているとされるイヴァンカ氏。3人の子どもを持つワーキングマザーとしての役割と華やかな日常を両立させ、いかにも成功を収めている彼女を、一部の日本人女性は現代版プリンセスのロールモデルとして見ているという報道もある。
  米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)によると、日本ではイヴァンカ氏が立ち上げたファッションブランドも人気を集めつつあり、同ブランドの製品を輸入している日本企業の売上もこのところ急激に伸びているという。
  今回のイヴァンカ氏来日のハイライトは、日本政府主催の「国際女性会議WAW!(World Assembly for Women)」での講演だった。3日午前中に行われた講演には、安倍晋三(Shinzo Abe)首相も出席。イヴァンカ氏は、科学やテクノロジー、工学、数学など、昔から男性優位とされている分野における男女平等を促そうと訴えた。しかし会場には空席が目立ち、気まずい空気が流れた。主催者側は、出席者が少なかったのは厳重な警備のせいだと説明している。
  一方、この会議で安倍首相は、自らが推進する女性の活躍による経済活性化政策「ウーマノミクス」を強調した。
  日本は男女格差が根強い国で、世界経済フォーラム(WEF)が発表した2017年の世界男女格差年次報告書(Global Gender Gap Report)における男女平等度ランキングは144か国中114位だった。国会議員における女性の割合もわずか14%程度にとどまっている。
  専門家らは、子育て支援がまったく追い付いていない現状や職場での時代錯誤の性差など、働く日本人女性の大多数が日々直面している問題と、イヴァンカ氏自身の生活には著しい隔たりがあると指摘している。
  東京にあるテンプル大学(Temple University)アジア研究学科ディレクターのジェフ・キングストン(Jeff Kingston)教授はテレグラフの取材に対し、専門職のキャリア女性の中にはイヴァンカ氏の夢のようなライフスタイルに何らかの正当性を見いだして憧れを抱く人もいるのかもしれないと述べつつ、「だが日本の働く女性たちの多くは、低賃金で雇用の保証もなく、先の見えない非正規雇用の立場に置かれているのが、アベノミクスの悲しい現実だ。イヴァンカ氏が体現しているのはディズニー・チャンネル。日本の多くの女性たちが体験している日々の骨の折れる仕事とは何の関連もない、実現不可能な甘いファンタジーだ」と分析した。
  さらにキングストン氏はイヴァンカ氏の東京での講演内容に触れ、「イヴァンカ氏は女性の地位向上と男女平等推進をうたう安倍首相の政策が失敗していることに対し政治的な隠れみのを用意したと同時に、日本で非常に大きな失望感を持たれているトランプ大統領のイメージを和らげる役割を果たした」と述べた。さらに世論調査で、バラク・オバマ(Barack Obama)前米政権の外交政策に対する日本人の信頼度は80%近かったのに対し、トランプ政権では24%に急落していることを指摘した。
【翻訳編集】AFPBB News
「テレグラフ」とは:
  1855年に創刊された「デーリー・テレグラフ」は英国を代表する朝刊紙で、1994年にはそのオンライン版「テレグラフ」を立ち上げました。「UK Consumer Website of the Year」、「Digital Publisher of the Year」、「National Newspaper of the Year」、「Columnist of the Year」など、多くの受賞歴があります。

171107 買っちまったよ!? 岩波書店「日本史」「世界史」年表の新刊2冊計7236円!!

2017年11月08日 01時06分27秒 | 日記
11月7日(火):     

「齋藤孝の速読塾」の
・1カ月に最低1万円は本に出費すると決めておいてはどうでしょうか。1カ月1万円以下で脳味噌をよくしようとするのは、少し考えが甘いと思います。169ページ
を読んでいて、偶然だが思い付きでアマゾンを調べたら、待ちに待ち望んでいた岩波の歴史年表の新刊が出ているのを発見!、多少の逡巡の後、発作的に決断した。後悔は全くないが、久しぶりの高い買い物をした!

歴史学研究会 (編集)「日本史年表 第5版」 (岩波書店:2017/10/28)  440ページ  3348円!!
【内容紹介】第一線の歴史研究者たちの長年にわたる共同作業によって成った、スタンダードで最も使いやすい年表。「政治・経済」「社会・文化」「世界」などの各欄を左右見開き頁に配し、膨大な事項を見やすくコンパクトに収めた。第5版では2015年までを増補。また、中世(1081年~1590年)については「世界」欄を中心に全面的な見直しを行うとともに、他の時代についても最新の知見を反映させた。索引に加え、「中国・朝鮮諸王朝年号索引」「江戸幕府大老・老中一覧」などを付す。

歴史学研究会 (編集)「世界史年表 第3版」(岩波書店:2017/10/28) 520ページ  3888円!! 
【内容紹介】地球上の全地域・全時代の出来事をコンパクトな一冊に詰め込んだ、ハンディサイズの世界史年表の決定版。厳選された項目が地域別の欄に配列され、地域史と世界史全体が立体的に見渡せる。1945年以降は一年を一見開きにレイアウトしている。第3版では第2次世界大戦終結70年の2015年までを増補した。「世界の暦」「主要年表リスト」などの付録、索引付き。

7 016 齋藤孝「齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる!」(筑摩書房:2006)感想4+

2017年11月08日 00時06分10秒 | 一日一冊読書開始
11月7日(火):  

202ページ     所要時間3:00      アマゾン476円(126+350)

著者46歳(1950生まれ)。静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『声に出して読みたい日本語』(草思社)が話題を呼ぶ。

何となく世渡り上手に見えて「嫌な奴だな」と思っていたら、意外としっかりした心(しん)があり「あれれ…?」と戸惑わされる。藤原和博とともに俺が苦手なタイプの著作家である。本書は、本屋で文庫(648円)を発見し、思わず手が伸びて欲しくなり、アマゾンに発注したものである。

本書を読み始めて3分の1ぐらいまで、「チキショー、失敗した!月並みな内容だ。買うんじゃなかった。感想3がせいぜいか…」と後悔がつのった。しかし、半ばに差し掛かったところで、「あれれ、意外と…。いや騙されないぞ!」となり、後半は一気呵成に挑発的な方法論や、言葉が連打され、読書の素晴らしさが高らかに歌い上げられ、「どうして読書をしない人がいるのか自分には理解できない」とまで言われて、「あんたは、教祖か!」と突っ込みを入れながら激しく同意してしまい刺激を受けてしまった。「この人は本当に本を読むのが好きな人なんだなあ」としみじみ思わされた。

付箋多数、抑制的なつもりだったが横線もたくさんしてしまった。この本とは、読書生活を深化させていく上でじっくり付き合っていきたい、と思う。

私に言わせれば、「本を読めない時間」などあるのだろうか、と思います。略。「どうやって本を読む時間を見つけるのか」という発想をやめて、「どういうときに本が読めないのか」という逆転の発想で考えてみてはどうでしょう。すると、略。1日のうち大半が、実は読書に避ける時間だったことがわかります。どうです。これでも読書をする暇はありませんか? 163~165ページ

【目次】「速読塾」入門のみなさんへ/第1講 何をどこまでめざせばいいのかー速読・多読の目標/第2講 勇気をもって飛ばし読みー二割読書法とは何か/第3講 誰でも今すぐできる速読術/第4講 速読上級者用プログラム/第5講 速読を生活にうまく組み込んでいく方法/いざ、速読の実践に向かうみなさんへ

【内容情報】30分で10冊読んで理解できる。2割読書法、キーワード探し、呼吸法から本の選び方、読む時間の作り方まで、著者が実践する「脳が活性化し、理解力が高まる」夢の読書法を大公開!ただ単に、速く読むテクニックではなく、本を読むことで「頭の良さにつながる」「新しい価値を付与して、自分のものとして出せる」レベルにまで到達できる方法論。語りかけの文体なので、5回分の塾の授業に参加した気分で読める1冊。

171105 NHK-BS「山女日記 続編の上・下」 感想4 ※けっこう良かった。

2017年11月05日 23時30分19秒 | 映画・映像
11月5日(日):  

剱岳に1度だけ登ったことがあるのが自慢です。本当に怖かった。泣きそうでした。白馬岳、雪倉岳、奥穂高岳、鹿島槍ヶ岳、八ヶ岳連峰、五竜岳、御嶽山など登ったことがあります。特に雄大な五竜岳が好きです。称名滝を俺は見たことがあるのか、見たような気がします。でも、その時は値打ちがわからなかったなあ。

工藤夕貴さんが素敵さを失っていなかったのが何か嬉しかった。

7 015 「新詳 世界史B」(帝国書院:2017)感想5+ ※難解・詳細かつ斬新すぎる教科書

2017年11月04日 20時02分46秒 | 一日一冊読書開始
11月4日(土):     cf.

336ページ    所要時間4:20     蔵書

1ページ30秒のつもりで各ページ毎に太字を探して、その周辺に目を這わせ、俺の中の知識を確認、再現をすることだけをめざした。実際には、少し付箋をしたりするとあっという間に時間が過ぎた。

まともにじっくり読めば、数十時間かかる内容である。本気で覚え切るとなれば、通常の高校生には正直不可能だろう(と思える)。毎年センター試験で90点以上をとっている俺が読んでいてこんなに難しいというか、詳細で膨大な情報量に対して、自分に中途半端な知識しかないのを思い知らされるこの教科書の内容に気が遠くなった。一方で、センター試験の出題傾向に大きな疑問符が付いた。

この教科書の編集内容・方針は、スタンダード中のスタンダードの山川出版社「詳説世界史B」と比べて対極にあると言える。非常に斬新な編集である。まず、本文の歴史事項が幾重にも重層的に記述されており、時間軸に沿って一か所を見ればその時のことがまとまって記述されているというわけではない。その時点での、そのテーマごとに必要な事項だけが記されていて、全体像から捉えないと歴史事項がまとまって理解できないところがあった。これを不親切と思うか、合理的と思うか、今回程度の眺め読みでは判読できない。とりあえず、今回は「面白い!」と感じた。

次に、様々なエピソードやテーマが、世界と日本の「現代社会」と結びつけられた形でのコラム記事が充実していて俺にはすごく面白かった。この部分の斬新さでは、山川の教科書はまるで<のっぺら坊>のように無個性である。一方で、本文自体の分かりやすさは山川の方がわかりやすいのかもしれない。本書は、非常に意欲的な記述であるが、あまりにも弾けてしまっている感じで、まるで池上彰さんの本を読んでいるような楽しさはあるものの、改めて一からこの本で「世界史B」を覚えるとなると少し戸惑う気もする。

今回、眺め読みではあるが、世界史Bの教科書を最初から最後まで見直せたので、忘れかけていた記憶がだいぶん蘇った。「非常に斬新で意欲的な教科書」という本書の特性もわかったので、今後も何度か眺め読みを繰り返したいと思う。それにしても、同じ世界史Bで、こんなに個性の違う教科書が存在するというのは大きな発見であり、興味深かった。

【編修の基本方針】 ※帝国書院HPより引用
◎ “新しい社会を生み出す創造力”の育成をめざして
 現在の社会はグローバル化・情報化など,さまざまな変化が急速に進んでおり,高校生が身につけるべき知識や教養
も多様化している。本書では,世界史B の学習を通して高校生が世界の歴史のなかで形成されてきた知恵や概念をしっ
かりと継承できるように配慮しつつ,変化する現代の世界に対応した学習が可能になるよう意を用いた。
 そのうえで今回の教科書の編修にあたり,これからの社会を生きていく高校生に対し,“ 新しい社会を生み出す創造力”
を身につけ,主体的に社会の形成に参画する人間になってほしいと考えた。将来において, 平和な生活を持続していく
ためには,現代の世界におけるさまざまな課題を理解し,さらにその課題を解決して,新しい社会に合わせたしくみや
モデルをつくることが必要である。そのための“ 創造力” を育成することができるよう,とくに以下の方針を重視して
本書を編修した。
◎ 21 世紀の現代につながる世界史が大観でき,その流れが理解しやすい世界史B教科書
❶ グローバル化を経た現代にいたる歴史がわかる教科書
○現代までのグローバル化の過程や諸地域の相互関連がわかる特設ページ「一体化する世界」を設置した。
○現在の世界で起こっている紛争や社会問題の歴史的背景がわかるコラム「現代につながる諸課題」を設置した。
❷ 日本史とのかかわりを重視し,歴史学の新しい研究成果を積極的に取り入れた教科書
○日本史との関連を重視した特設ページ「世界史への扉 日本の歴史と世界の歴史のつながり」とコラム「世界史の中の日本」を設置した。
○特設ページとコラムを中心に,積極的に歴史学の新しい研究成果を取り入れた。
○ジェンダー史や女性史の研究成果,多様な視点や切り口, 地域の結びつきや交易の歴史を,コラム「視点をかえて」「社会をみる」「地域を結びつけるもの」に取り入れた。
❸ わかりやすい記述と生徒が学習しやすい構成を追究した教科書
○歴史の流れを理解しやすくするために,因果関係を重視した歴史記述を心がけた。
○世界史全体の動きを捉えやすくするよう,部ごとに概観するページや節・小見出しごとに要約文を設置した。
○学習のなかで難解な事項や補足すべき内容については,側注で取りあげ解説するようにした。また,世界史を学習
する際に必要な概念を解説した「キーワード」を設置した。
○世界史学習の基礎となる風土について丁寧に記述し,地域のようすがわかりやすい植生表現の地図を掲載した。
○できごとや事件がどの場所で起こったのかをすぐに確認できるよう,全体を通して,地図を豊富に設置した。
○世界史の理解を深め,定着させることができるよう,「Let's Try」という問いかけを側注欄に設置した。
○作業や資料解読を通じて歴史的思考力を高めるための特設ページ「Skill を高める」を設置した。
○生徒の自学自習をサポートするため,各ページに地域インデックスを設置し,行間には,本文に関連する図を示
す参照記号や関連ページへのリンクを付すなどした。

171103 加計獣医学部認可だそうだ!?民意を踏みにじる”共謀罪”!税金泥棒!納得はあり得ない!認可絶対反対!

2017年11月03日 10時25分11秒 | つぶやき
11月3日(金):

加計獣医学部認可だそうだ!?どうすればこれほど国民の意思を虚仮にできるのか?認可絶対反対!安倍内閣不信任!

171102 【社説】朝鮮通信使 交流の記憶を未来へ

2017年11月03日 01時08分28秒 | 時代の記憶
11月2日(木):      
朝日デジタル【社説】朝鮮通信使 交流の記憶を未来へ  2017年11月1日05時00分
  ユネスコ(国連教育科学文化機関)の「世界の記憶」(旧・記憶遺産)に、群馬県の古代石碑群「上野三碑(こうずけさんぴ)」と、江戸時代に朝鮮王朝から日本に派遣された外交使節団「朝鮮通信使」に関する記録が選ばれた。
  「世界の記憶」は、歴史的な資料を後世に引き継ぐ趣旨で、2年に1度、各国や民間が申請した資料をもとにユネスコが審査する。日本からは前回までに5件が登録された。次代に残す貴重な記録が、新たに加わったことを歓迎したい。
  とくに注目すべきは、日韓の団体の共同申請で初めて認められた朝鮮通信使である。
  朝鮮通信使は、豊臣秀吉の朝鮮出兵で断絶した両国の国交を回復するため、朝鮮国王が派遣した使節団だ。1607年にはじまり、約200年で12回を数えた。最大で500人規模の一行は対馬や瀬戸内海、陸路をへて江戸へ入り、朝鮮国王の親書にあたる「国書」を届けた。
  今回登録された記録物は330点を超す。外交文書や日記のほか、朝鮮の文人や画師が日本の風景などを題材に筆をふるった漢詩や絵画など。寄港地や沿道で、日本人が行列のもようを描いた絵画も含まれる。
  共同申請は韓国の釜山文化財団が5年前、NPO法人・朝鮮通信使縁地連絡協議会(長崎県対馬市)に提案して実現した。協議会にはゆかりの地の自治体や民間団体が加わっている。
  だが朝鮮通信使には当初、秀吉の朝鮮出兵で日本に連行された捕虜を連れ戻す目的もあり、韓国では名称が異なる。申請時にどちらの名に合わせるかや、どの記録を対象にするかをめぐり双方で意見の違いもあった。
  話しあいを重ねて昨年、4年がかりで共同申請に至った。作業を通して関係者の交流が深まったことも意義深い。
  双方が心がけたのが、朝鮮通信使に随行した儒学者の雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)が説いた「誠信の交わり」という。芳洲は対馬藩主に宛てた外交指針書「交隣提醒(こうりんていせい)」で、「互いに欺かず、争わず、真実をもって交わる」と説いた。相手を尊重し、対等な立場で接するという先人の教えは、いまの外交や交流にも通用する。
  同時に登録が決まった「上野三碑」は飛鳥~奈良時代前期に立てられた。石碑の碑文からは、地元の豪族と朝鮮半島にルーツをもつ渡来系の人々が共存していたことがうかがえる。
  朝鮮半島とは、古くから海を越えた交流があった。戦争や侵略の歴史を含め、互いに行き来し、重ねた歴史の記憶を刻み、未来の交流にいかしたい。

150329 タガ外せば歯止め失う 長谷部恭男・早稲田大学教授/「未来志向」は現実逃避 杉田敦・法政大学教授

 杉田 先日ドイツのメルケル首相が来日しました。戦後ドイツも様々な問題を抱えていますが、過去への反省と謝罪という「建前」を大切にし続けることで、国際的に発言力を強めてきた経緯がある。「建前」がソフトパワーにつながることを安倍さんたちは理解しているのでしょうか。  / /長谷部 そもそも談話が扱っているのは、学問的な歴史の問題ではなく、人々の情念が絡まる記憶の問題です。記念碑や記念館、映画に結実するもので、証拠の有無や正確性をいくら詰めても、決着はつかない。厳密な歴史のレベルで、仮に日本側が中国や韓国の主張に反証できたとしても、問題はむしろこじれる。相手を論破して済む話ではないから、お互いがなんとか折り合いのつく範囲内に収めようと政治的な判断をした。それが河野談話です。  / /杉田 談話の方向性や近隣との外交について「未来志向」という言い方がよくされますが、意図はどうあれ、それが過去の軽視という「見かけ」をもってしまえば、負の効果は計り知れない。安倍さんたちは、未来を向いて過去を振り払えば、政治的な自由度が高まると思っているのかもしれません。しかし政治の存在意義は様々な制約を踏まえつつ、何とか解を見いだしていくところにあります。政治的な閉塞(へいそく)感が強まる中で、自らに課せられているタガを外そうという動きが出てくる。しかし、それで万事うまくいくというのは、一種の現実逃避では。  / /長谷部 合理的な自己拘束という概念が吹っ飛んでしまっている印象です。縛られることによってより力を発揮できることがある。俳句は5・7・5と型が決まっているからこそ発想力が鍛えられる。しかし安倍さんたちは選挙に勝った自分たちは何にも縛られない、「建前」も法律も憲法解釈もすべて操作できると考えているようです。  / /杉田 俳句は好きな字数でよめばいいのだと。  / /長谷部 あらゆるタガをはずせば、短期的には楽になるかもしれません。しかし、次に政権が交代したとき、自分たちが時の政府を踏みとどまらせる歯止めもなくなる。外国の要求を、憲法の拘束があるからと断ることもできない。最後の最後、ここぞという時のよりどころが失われてしまう。その怖さを、安倍さんたちは自覚すべきです。 =敬称略(構成・高橋純子)朝日新聞『考論』

0015 オルテガ「大衆の反逆 (桑名一博訳;久野収解説)」(白水社イデー選書;1930)評価5

以下は、オルテガ所論の久野収による抜粋の抜粋である:///  オルテガによれば、政治のなかで「共存」への意志を最強力に表明し、実行していく政治スタイルこそ、自由主義的デモクラシーである。共存は、強い多数者が弱い少数者に喜んで提供する自己主張、他者説得の権利である。敵、それも最も弱い敵とさえ、積極的に共存するという、ゆるがない決意である。/その意味で、人類の自然的傾向に逆行する深いパラドックス(逆説)であるから、共存を決意した人類が、困難に面してこの決意を投げ出すほうへ後退したとしても、それは大きな悲劇ではあっても、大きな不思議とするには当たらない。/「敵と共存し、反対者と共に政治をおこなう」という意志と制度に背を向ける国家と国民が、ますます多くなっていく1930年代、オルテガは、「均質」化された「大衆」人間の直接行動こそが、あらゆる支配権力をして、反対派を圧迫させ、消滅させていく動力になるのだという。なぜなら、「大衆」人間は、自分たちと異類の非大衆人間との共存を全然望んでいないからである。略。///  「大衆」人間は、自分たちの生存の容易さ、豊かさ,無限界さを疑わない実感をもち、自己肯定と自己満足の結果として、他人に耳を貸さず、自分の意見を疑わず、自閉的となって、他人の存在そのものを考慮しなくなってしまう。そして彼と彼の同類しかいないかのように振舞ってしまう。/彼らは、配慮も、内省も、手続きも、遠慮もなしに、「直接行動」の方式に従って、自分たちの低俗な画一的意見をだれかれの区別なく、押しつけて、しかも押しつけの自覚さえもっていない。/彼らは、未開人―未開人は宗教、タブー、伝統、習慣といった社会的法廷の従順な信者である―ではなく、まさに文明の洗礼を受けた野蛮人である。文明の生み出した余裕、すなわち、贅沢、快適、安全、便益の側面だけの継承者であり、正常な生存の様式から見れば、奇形としかいいようのないライフスタイルを営んでいる新人類である。略。///  「自分がしたいことをするためにこの世に生まれあわせて来た」とする傾向、だから「したいことは何でもできる」とする信仰は、自由主義の自由の裏面、義務と責任を免除してもらう自由にほかならない。/われわれは自由主義の生みだした、この「大衆」人間的自由、自己中心的自由に対し、他者と共存する義務と責任をもった自由を保全しなければならないが、一筋縄でいかないのは、この仕事である。(160626:イギリスEU離脱について思うところ=もみ=)